VRchatをはじめた話
3月31 日19時ごろ、Oculus Quest2が家に届いた。
届くなりなんなり早速開封した。
人間、いわゆるこの開封の儀に勝る興奮は無いように思われる。
一通りの設定をすると、チュートリアルに入って変な生き物と踊らされた。
なんだこいつの動きは。と思っていたら自分と同じ動きをしていることに気がつき、一人部屋の中で赤面した。
そしてついにVRchatをダウンロードした。
初めてみると、いい具合のアバターがなかなか見つけられない。
見た目美少女、中身は男、というのが周りに申し訳ないしな・・・なんてことを考え、悩んだ末に男の子の侍みたいなのを選んだ。
そして私は、”日本人が初めに行くべき日本人が多いワールド”として聞いていた例のJP tutorialに足を踏み入れることにした。何やらここにはVRchatの新規ユーザーに対して優しく教えてくれる方がたくさんいるとかなんとか。なんて優しい世界なんだ。
私は記念すべき第一歩を意気揚々と踏み出したのだ。
ワールドに入ると早速、見た目30センチくらいのめちゃくちゃ小さなストレッチマンみたいな人間に「お前、迷ってる?」と声をかけられた。
「あっ、はい」と返すと、何やら早口で言われた。中国語だった。
瞬時にものすごい不安が押し寄せてきた。
日本人ってほんとは全然やって無いんじゃないか・・・?
そしてその後もワールドの壁に書かれている文章を読みながら進んでいくが、周りから聞こえてくる会話は中国語と英語だけ。
昔私が小学生だった頃にお祭りの最中の神戸の中華街で迷子になった時のトラウマを思い出し身震いした。
キイテタハナシトチガウ・・・
歩きながら周りを見渡しオロオロすること10分。
まずい!怖い!やめよう!
と思ったその時。「こんにちは〜」と声をかけられた。
このイントネーション!完全に日本人だ!
一年ぶりに帰省して食べる実家のお味噌汁のような安心感はそこにはあった。
そこからはその方から丁寧に操作や設定を教えてもらい、最後には途中で出会った方とも一緒に写真を撮っていただいた。
めちゃくちゃ優しいし、何よりみんな可愛すぎる・・・
キイテタハナシドオリダ・・・
声をかけてくださり、本当にありがとうございます!
最後に、先ほどの「見た目美少女、中身は男、というのが周りに申し訳ないしな・・・」という言葉は前言撤回させていただこう。
始めてみれば分かるが、声が男とか全然関係ない!可愛いものは可愛い!
気づけば私も鏡を見て、なんだこの可愛い生き物は。となった後、自分だと気づき、一人部屋の中で赤面した。
第二回、以上。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?