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簪は保管やお手入れをしっかりと

簪を愛するうえで重要なのは、簪をきちんと保管しておくことと、使い終えた簪はお手入れを欠かさないようにしておくことですね!


まず保管ですが、簪は樹脂や鼈甲など素材によっては高温多湿の環境下で保管してしまうと、変色や変形する場合もあります…。


それに、使い終えた簪をそのまま保管してしまうと、汗が付着したままになり、軸部分が錆びてしまったり変色することもり得ますよ。


簪はそのためにも、必ずこまめにお手入れをしておき、高温多湿になる部屋では保管しないようにご注意を!


そうすれば美しいままで簪を保つことが出来ますよ。


また鼈甲や珊瑚の簪って虫食いが発生することもあるので、念のためにも防虫剤を添えてから収納すると安心。


湿気が多い場所で保管しておくと、カビが簪に生えてしまうこともあるので、くれぐれも気を付けましょうね!


私も基本的には簪は、通気性も良く保管する環境にぴったりな桐箪笥に簪たちをしまっていますが、暑い時期になると桐箪笥を置いてある和室は、かなり高温になってしまうので、夏の時期は簪たちを桐箪笥ごと、涼しい部屋に移動させています。


おかげで簪たちに何かしらの悪影響も出ずに、状態が良いまま保管できていますよ!


やっぱり桐箪笥はデリケートな簪たちを保管するのにも向いているのですね。


もちろん絶対に簪は桐箪笥で保管しないといけない、というわけではないので、他の素材の収納用品にしまっておいてもOK!


ただし温度管理と虫食い対策はきちんとしておきましょう。


そして使い終えた簪は毎日、専用のクロスや柔らかい布などで綺麗な状態にしておくと良いですよ。


すると簪も大切に出来るので、安心して大丈夫です!

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