簪を贈る意味
簪文化が最も栄えていた江戸時代では、簪ってなんと現代でいう婚約指輪など、プロポーズの際に贈るものだったのですよ!
あまり知られていませんが、簪を贈る意味は『あなたを守る』というもの。
私が以前投稿したnote記事でもお伝えしましたが、簪には魔除けなどお守りとしての意味合いもあります。
そのため、愛しい女性に簪を贈ることは、『あなたを守る』とか『あなたを守り続ける』など、とてもロマンチックな想いが込められているのですね。
確かにこんなにもロマンチックな意味を持っているのならば、江戸時代ではプロポーズの際に贈られることが多かったのも理解できます。
江戸時代の頃でも現代でも、やっぱりプロポーズの時、女性に贈るのは素敵なアクセサリー。
特に江戸時代って、基本的に女性は髪を素敵な簪で飾ることでも、お洒落を楽しんでいたので、プロポーズで簪を贈られると、とても嬉しかったのでしょう。
もちろん現代でも、簪に込められた想いは変わらないので、婚約者がエンゲージリングを欲しがっていないのでしたら、簪を贈ることを検討してみてくださいませ!
簪は護身用としての用途もあるので、髪に挿さなくても、バッグに忍ばせておくことで、防犯用の武器になります。
プロポーズで簪を贈る際はぜひ、込められた意味や、いざという時の用途も、伝えておくと更に喜ばれるでしょう!