今日のアウトテイク#178「コワーキングのテクノロジーを収益化する方法」(2024-05-14)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
※コワーキングの収益モデルは実はいろいろある。
#今日のBGM
#今日のコトバ
#(お知らせ)インディー・コワーキング開業運営塾、受講者募集開始
6月からの「コワーキングマネージャー養成講座」の受講者募集開始しました。今期から、ズバリ「インディー・コワーキング開業運営塾」です。
お得な早割もありますので、興味ある方は今すぐこちらへどうぞ。
#さまざまな出会いの場、情報交換の拠点になるのは書店もコワーキングも同じ
減り続ける書店については、コワーキングと絡めて過去に何度か書いた。
2003年に20,880店あった書店が2022年には11,495店になり、現在、全国の市町村のうち、書店がない自治体は約4分の1に上るという。
そんな中、時代の流れに逆行するように、新たな書店が産声を上げて話題になっている。
このビデオを観ると、地域住民に望まれていたということが判る。最後の「ただ、本を売買するだけではなく、さまざまな出会い、情報交換の拠点に、地域の期待を背負います」という言葉は、活気を失いつつある地方のまちの共通の願いだろう。
そして、ローカルコワーキングもまた、その役目を担う。コワーキングは人と人をつないでコト起こし、そのカツドウの拠点として活用される環境であって、単なる作業場ではない。そのヒトとコトをサポートすることで、まちのサステナビリティに貢献する。
佐藤社長の「ここから始まる新しい物語は、きっと地域の皆様と一緒につくっていけると信じている」という言葉もまた、利用者とともにコワーキングを育てていくことともオーバーラップする。
地域の皆で協働、協業、共創してコワーキングを運営する。そこからまた新しい価値を生んで、ローカルに還元していく。インディー・コワーキングの要諦はそこにある。
#コワーキングのテクノロジーを収益化する方法
あなたのスペースでテクノロジーを収益化する5つの方法を紹介しよう、という記事でちょっと考えた。
冒頭の
という言葉に、背中がゾクゾクしないコワーキング関係者はいないだろう。
で、その5つとは、
詳しくは、すみません、DeepLで翻訳して読んでいただくとして、この中で、あーなるほどと思ったのは、以下の2つ。
「Wi-Fiとネットワーク」
ときに、共用の回線では業務上セキュリティに不安があったり、頻繁に容量の大きいデータをやり取りしたりする、とりわけ企業ユーザーのニーズに対応する必要がある。
パンデミック以降、企業に勤めるワーカーもコワーキングを利用するようになってきているので、これに追加料金を請求して収益源にすることは理に適っている。
(1)孤立したプライベート・ネットワーク:
デフォルトのサービスが非孤立型メンバー・ネットワークである場合、孤立型ネットワーク向けのサービス・パッケージを提供する。
「貴社のチームは、そのチームに属するデバイスだけがネットワーク上で互いに通信できることを保証できます。ご存知のように、私たちのスペースには何十社もの企業が入居しており、その多くがこのプライバシーとセキュリティの強化レベルを高く評価しています。」
(2)帯域幅パッケージ:
デフォルトが100Mbsの場合、200Mbsや500Mbsのような追加帯域を提供する。この追加帯域幅は、通常の業務で多くのデータをダウンロードしたりアップロードしたりする必要がある企業にとって、特に有用。
「プリンター」
プリンターは徐々に使用されなくなってきているが(実はうちでももう使っていない)、ホッチキス留め、製本、大判印刷など、高度な機能を備えた多機能プリンターがある場合は、会員が近所の印刷屋に行かなくても済むようなプランを提供してもいいはず。もしなかったら、持ってる業者とコラボするのもいい。これも収益源になる。
ちなみに、最近、Zine(ジン、リトルプレス)を製作するコワーキングも現れているが、このようなコワーキングにはリソグラフが設置されてたりする。
新潟県三条市のSANJOPUBLISHINGさんもそのひとつ。
これはそのSANJOPUBLISHINGさんのリソグラフ。
Zineは各地で愛好家がグループを作ったりイベントを開催したりしていて、そのカツドウ拠点としてコワーキングが使われている。「コワーキング曼荼羅」で言えば「ものづくり」にあたる。
ところで、さっきの記事に、いろいろ収益化できるサービスがあったとして、最後に、じゃそれをいくらにするか、というくだりがある。この値付けが意外と難しい。で、答えはこう。
もうこれしかないと、ぼくも思ってる。
ちなみに、テクノロジーと言えば、以前紹介したバーチャル・メールボックスは検討する価値はあると思う。
詳しくはこちらを参照いただきたい。
手作業による郵便物の仕分け工程をテクノロジーによって効率化するというアイデアはいい。
中でも、何度も言って恐縮だが、ANYTIMEMAILBOXのサービスはかなりイケてると思う。あ、また事業所数が増えて、2,273箇所になってる。
これにはパートナーシップがあるので、日本でコワーキング協同組合でやったらどうか、と考えてるのだけれど、さて、どうしましょかね。
ということで、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。