そうだ、みんなもコワーキングで書店やろう:今日のアウトテイク#365(2024-11-17)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
#あれ?今日が、#365?
てことは連続365日目?
この「今日のアウトテイク」を書き始めたのが、昨年の11月19日だから明日じゃないのか、と思ってみたら、今年はうるう年で2月が29日まであったんですね。
なので、明日の366日号でまる一年。
粛々と参りませう。
#全国のコワーキングをネットワーク化し 、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリ「cosac」が運用開始
かねてより開発、テストを実施しておりましたスマホアプリ「cosac」の運用を、11月1日からスタートしました。
これは全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を再分配するスマホアプリです。
コワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進し、いずれひとつの経済圏を構築するその一歩とします。
コワーキングスペース運営者の皆さん、上記のサイトをご覧いただき、ぜひ、「cosac」にご参加ください!
#日本中で大騒ぎになった選挙に投票してきた
前代未聞の物議を醸している兵庫県知事選挙の投票に行ってきた。
ここでは駄弁を弄さないが、今回の経緯を見るに、いろんな対立が引き起こした事態が臨界点を迎え、ある意味、社会の成り立ち方の変容の時期を迎えていることを顕にしたと思う。
「旧体制vs改革派」「知事vs職員」「組織vs市民」「既得権益vs民主主義」そして報道のあり方を問う「マスメディアvsインターネット」。言い換えれば古いものと新しいもの、か。
と、書いてたら、20時、前知事の斎藤元彦さんに当確が出た。はや!YouTubeで生配信されてて、選挙事務所に集まった市民から「革命だ!」という声も聞こえる。
議会から総スカンを食い、失職しての再出馬。組織票もなく、マスメディアに無視された候補者の声が、ネットで拡散されていくうちに多くの有権者に届いた、ということだろう。「ゼロイチ当選」という表現も言いえて妙。
これ、ただの地方選挙の話ではなくて、これを機会に民主主義に対する日本人の感覚が変わるのではないかしらね。いや、変わらないとアカンね。
しかし、本番はこれからだ。返り咲いた知事には、この体験を糧に、前職での反省を踏まえつつ、組織ではなくて県民のための県政に励んでいただきたい。と、兵庫県民として切に願う、し、県民も協力していこう。
#<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」受講者募集開始しました
コワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。
今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回、流れによっては合計で17時間(!)になろうかという充実の「Ex拡張版」です。
また、今回からマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。
理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。
単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください。
#神戸の名物イベント「KOBE豚饅サミット」は今年も大盛況
投票のあと、毎年11月に神戸元町の南京町で開催される神戸の名物イベント「KOBE豚饅サミット」に行ってきた。
「KOBE豚饅サミット」は、もともと2011年3月11日の東日本大震災の被災者の方々の少しでも力になれれば、という願いを込めてはじまったプロジェクト。2020年はコロナ禍のせいでやむなく中止となったが、今回で実に13回目を数える。
ちなみに、豚饅の原材料の豚の鼻の形が(11)で11に見えることから、それを並べた11月11日を「豚饅の日」として日本記念日協会に認定されている。
このイベントの発起人は、神戸の老舗豚饅店である「老祥記」、「四興楼」そして「三宮一貫樓」の3店。三宮一貫樓については、先日、そのオウンドメディア「KOBEZINE」についてちょっと書いた。
で、毎年、楽しみなのは、その発起人3店舗がコラボした詰め合わせセット。
写真左から「四興楼」の「オッパ元町スタイル ビビーンと韓国風豚饅」、真ん中が「三宮一貫樓」の「割ってみろ!貝だ!蟹だ!豚まんだ!」、右が「老祥記」の「輪島朝市支援豚饅」。めちゃ美味しい。
ちなみに、この3店舗だけではなく、神戸の中華料理店、ホテル、ベーカリー、あるいは長崎、熊本、仙台、からも出店されている。このつながりがまたウレシイね。
ということで、来年、また南京町で会いましょう。そのときは選挙してないはず。知らんけど。
#そうだ、みんなもコワーキングで書店やろう
これ、コワーキングもやるといいかも。書店取り次ぎのトーハンが、小型書店の開業をサポートする少額取次サービス『HONYAL』(ホンヤル)をスタートする。名前がいい。
詳しくは、このプレスリリースを読んでいただくとして、こうして小資本でも書店業を営めるとなれば、「やりたい」という人、どんどん出てくると思う。事実、このニュースを受けて早くもその気になってる人がSNS上にいた。気持ちは判る。
本が読まれなくなった、と言われるが、そんなことはなくて、読んでる人は読んでる(当たり前だけど)。ただ、つまらない本を大量生産し、なんの評価もせず店頭に並べ、売れ残ったら大量返本し、大量廃棄している今の流通構造がもう制度疲労しているだけだ。
その証拠に、このリリースにもあるように独立系書店は、静かに、しかし着実に増加の一途を辿っている。
その個性とセンスが読者から求められている、ということ。しかし、「2024年10月現在日本全国で341店」もあるとは知らなかった。まだ増えるね。となると、トーハンもビジネスの機会として無視できなくなってきた、ということでしょうかね。たぶん。
で、これ、コワーキングもやったらいいと思う。そう、コワーキングの中で書店。特に、書店がなくなってしまった地方のローカルコワーキングで。
このリリースにも「2024年8月末日現在、全国の市区町村のうち27.9%には書店がなく、ゼロまたは1店だけの自治体は47.7%という状況にある」とある。そこでコワーキングが書店をやったら、きっと喜ばれる。
中国地方の人口3万3600人の過疎地に新しく書店が誕生した話を以前書いた。それをローカルコワーキングがやる、というアイデアは考えてみるべき。
本とコワーキングの親和性は高い。だいたいどこのコワーキングにも本棚があり、仕事なり学業なり趣味なりにコワーカーが利用している。つまり、シェアリングしている。
ここで、この画像をまた貼っておこう。
そして、コワーキングには多種多様な人が交差する。それだけ、テーマも多い。
そこで、本を販売してもいいはず。そのコワーキングの個性や目的、それこそセンスに沿った選書をすることで、新しいコワーカーを得る機会にも絶対になる。本て、その人を語るから。
特に、ローカルコワーキングの、利用料以外の収益モデルとして是非検討したい。そこで売上に貢献してくれたら一石二鳥だ
想定月商は30万円~100万円としているから、まず30万円から。あー、できたら10万円ぐらいかな。いずれ、そうなるかも。希望的観測だけど。
ただ、そうなると、これまで「場所」という概念でコワーキングを運営してきたスペースにも、「物販」という別のカツドウがはじまる。これはこれで経験がモノを言うが、コワーカーとともに選書して個性を活かせればいいと思う。言い換えると、利用者の気持ちになるということですね。
ぼくも昨年から「本とコワーキング」というテーマで(ものすごく遅いんだけど)そっちに向かってて、とりあえず想定してるのは「一箱本棚」式のシェア型書店を、この狭ーいカフーツの中でやろうと思ってるのだけど、その「店主の個性や選書のセンス」で新刊を並べるのもやってみたいな。
なお、コワーキングの収益モデルについては、この講座でも講義している。よかったら、ぜひ受講ください。
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ということで、今日はこのへんで。
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