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オオカミフェスタ2024 お手伝い記録

皆さんお久しぶりです
11月10に開催された、大神商店会の「オオカミフェスタ2024」でイベント運営に携わったので、当日の様子や自身の感想を書いていきます


大神商店会について

2020年に発足した、大口駅を中心とした複数の町丁を活動エリアに持つ商店会です
小売店や飲食店に留まらず、公園や学校、病院など街全体が含まれる「アーケードのない新しい形の商店会」として、明るく活気ある未来のまちづくりを目指しています

「大神」の名称は大口駅の「大」と、拠点の1つ・神之木の「神」が由来で、活動エリアは「オオカミタウン」と呼ばれます
2022年には、商店会のイメージキャラクターが誕生しました!

大神商店会のキャラクター
みこちゃん(姉)・じんくん(弟)の等身大パネル

商店会の名前と同じオオカミがモチーフの姉弟で、地域の人々を助けながら神様になる修行をしているそうです
キャラクターデザインはYocco18によるもので、名前は地域の方々の公募からつけられました
誕生後はチラシや景品のグッズなど幅広く登場し、特に子どもたちから大人気です

自身との関わり

2022年10月に、1人のYocco18ファンを通して商店会の会長と出会ったことで関わりが生まれました
最初は一般客としてイベントに参加する程度でしたが、翌年からボランティアとしてお手伝いする機会が増え、今回1ブースを任せられるまでに至りました

商店会の会員やイベントに来場した地域住民など、幅広い世代の方々と交流する機会に恵まれて、大変楽しく充実した経験ができています
もともと対人関係に苦手意識を持っていましたが、この経験のおかげでむしろ出会いを楽しめるようになれたと思います

大神商店会最大のイベント「オオカミフェスタ」

大神商店会ではスマホ教室やハンドセラピー体験など、地域に根差した様々なイベントを開いていますが、その中でも最大のお祭りが、毎年10月下旬か11月上旬に開催される「オオカミフェスタ」です

オオカミフェスタ2024のポスター

オオカミタウン各地にある公園や店舗、企業などのスポットを回るスタンプラリー形式のイベントで、集めたスタンプの数に応じて様々な景品と交換できます
さらに各スポットでも物販や健康相談、コンサートなどユニークなイベントを開催しており、運営と参加者双方の活気で街全体が盛り上がる祭典と言えます

2020年の初開催から毎年規模を拡大しており、今年はスポット数が過去最多の12箇所にのぼりました(2023年は8箇所、2022年は6箇所) それでもスタンプをコンプリートした強者がいたそうです 凄まじい熱意と行動力…

自身との関わり

私が大神商店会と出会って間もなく、オオカミフェスタ2022が開催されました
このときは一般の参加者として6会場を回り、大量のお菓子を貰いながらイベントを満喫していました
そしてイベント終了後も、会長のご厚意で参加者の立場でありながら終礼に参加させていただき、最後まで会員の方々と交流を楽しむことができました

翌年のオオカミフェスタ2023では、ついにボランティアとして運営に携わることができました
私の役割は「カオナシ」に扮してスーパーボールすくいの接客をすることで、自身初の着ぐるみ体験となりました 細身の体型が役にぴったりという理由で抜擢されたそうです

ヨコハマ経済新聞の記事より
左のカオナシが私です

カオナシは思いの外子ども受けがよく、近寄って挨拶してくれたり反対に怖がったりと、様々な反応を楽しめました
一方で私は役作りのため「声を出さない」ことを徹底し、身振り手振りだけで対応や勧誘をしました そのため、顔見知りの人が来たときに「自分は相手を認識しているのに声をかけられず、相手には全く気づかれない」という極めて珍しい状況も生まれました

初めて運営側として参加したオオカミフェスタ 今までにない・ここでしかできない貴重な体験を目一杯できて、本当に楽しかったです
そして、次回以降もぜひ運営に参加したいと誓いました

オオカミフェスタ2024

そして迎えた今年のオオカミフェスタでは、ついに私がメインで担当するイベント「切り絵ワークショップ」が実施されました

切り絵ワークショップについて

2023年の中頃に会長から、私の趣味を活かした新しいイベントをやってみないかと提案されたことが発端です
私は数年前から、畳んだ折り紙を切り抜いて模様を作る「切り絵」にはまっており、完成品を投稿したりファイルに入れて眺めたりしていました

ポケモン「ミズゴロウ」の切り絵
八つ折りした折り紙をカッターで切り抜いて製作

そこで私は、大神商店会のロゴマークを切り絵で作ると面白そうと考えました
ロゴは正八角形と正十二角形が二重になったデザインで、対称な図形を作れる切り絵とは相性抜群でした

大神商店会のロゴマーク

この案を会長に持ち込んだところ興味を持ってもらえて、具体的な内容を詰めていった結果、「折り紙で正八角形の切り絵を作り、キャラクターを印刷した厚紙に貼って紐を通したペンダントに仕上げるワークショップ」に決まりました

ワークショップで作るペンダント
赤い部分が切り絵 仕上げにシールを貼るのも楽しい

そして翌年の2月、オオカミフェスタ同様毎年開催しているイベント「大神開運祭」でワークショップを試験的に実施しました
私は作り方の解説資料を用意し、参加者と一緒に手を動かしながら進めました その結果、子どももペンダントを完成させることができて、喜んでもらえました
初開催ながら確かな手応えを感じ、今後のイベントでもぜひ実施したいと思いました

実際に使用した切り絵の作り方解説資料
みんなもこれを見て作ってみよう

イベント当日の様子

オオカミフェスタ2024では、スタンプ会場の1つ「Café Turtle」の奥のブースでワークショップを行うことになりました
ワークショップは11時・13時・14時の3回行い、参加者は各回先着4人までの予定でしたが、始まる前は4人揃うか少し不安でした

しかし、初回の5分前には満席になり、早速4人の子どもたちと一緒に製作できました
私が解説している間、熱心に取り組んでくれたことも嬉しかったです 遊び盛りの子どもたちなので賑やかになると予想していましたが、意外にも黙々と折り紙や定規に向き合っていて、試行錯誤しながら確実に完成に近づいていく様子を見て私もいっそうやりがいを感じました

参加してくれた子どもたちの力作

続く13時の枠も満席、オオカミフェスタ終了1時間前の14時でも3人参加し、結果的にほぼ満員の大盛況で閉幕しました 受付を担当した方からは「ワークショップを予約してから再度来てくれた子たちもいた」と伺い、予想外の人気に思わず胸を打たれました

感想

やりきった、というのが率直な感想です
参加者全員の完成をサポートできたこと、切り絵の楽しさをワークショップを通して伝えられたこと 本イベントでやりたかったことを全て実現できました
そして何より、自分の趣味が地域交流に繋がり発展したことが本当に嬉しく、感じたことのない喜びを味わえました

オオカミフェスタ全体を通しても、同じ運営メンバーやボランティア、他会場の職員に着ぐるみのキャラクターまで多くの方々との交流を楽しめました
中でも、今回初めてボランティアに参加した学生と話し、自身の経験をもとに地域活動の楽しさを伝えられたことが一番良かったです

これからも自分の好きなこと・得意なことを活かして、地域活動に積極的に取り組みたい 改めて心からそう思えた一日でした

最後までご覧くださりありがとうございました!

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