32歳の所信表明
2022年2月、32歳になりました。
今日は32歳の所信表明をしようと思います。
自分の病気からこれからを考えるきっかけに
一緒にサウナに入ったことがある人は知っている通り、お腹には大きな手術痕があります。生まれつき、大腸の難病を持っていて、当時の医療技術では大きく切るしかなかった。
栄養吸収の要なので、ちゃんと大人になれるか分かりませんでした。最近、この病気を彷彿する出来事があって、考えたことがあったんです。
僕は、今年、"不和、対立、ズレをあえて生み出し、受け入れ、歓迎し、仲間たちと分かち合い、エネルギーに変えること"にコミットします。
今までは、「相手に受け入れられないことは、前に進まないこと」だと思っていました。
けれど、僕たちの使命は教育業界にこれまでにない関係人口を生み出し、その多様性による破壊的なアップデート、教育ビッグバンと言えることかもしれない。
そう思うと、
本来は魅力がなくなりすぎて興味も持ってくれていなかった人、
絶望して関わる気もなかった人、
そういう人たちを1人ずつ、ひっくり返していかないといけない。
そのためには、エンタメも、経済も、ファッションも、教育業界では避けて通ってきたことたちも真正面から巻き込んでいかないといけない。
そこへのフラットさやダイバーシティを持つ覚悟が僕たちの強み。
僕一人のレベルでできる世界観ではいけない。対立を恐れずに仲間に変えていく勇気
創業4年目までの期間、できることはやりました。
皆様にこうして関わっていただくからには、LXに関わってよかった、個人ビジョンの達成にもつながった、と思って欲しかった。
そこには僕がなんとかいい場を作らないといけない、という思い込みもありました。
けど、それは違った。
僕1人がどうこうしてできるレベルの世界観でまとまる方が恐ろしい。
社内の混乱や摩擦、場合によっては対立や不和さえもみんなで噛み締め、味わい、動いていく。そのくらいのスケールで捉えていないから、こんなところで立ち止まっているのです。その責任は僕にあったと思いました。
それは思い込みや思い上がりだという人もいると思いますが、どうやらそれくらい、創業者の想いやスケールに依存するものだそうです。
今日からそれをやめる努力をします。
不安になることも、怖いことも、逃げたくなることも、あると思う。
その度に、対話をしたり、助けてもらったり、助けたり。
そういうプロフェッショナルチームになりたいなと願います。
そんなめんどくさいことなら、一抜けた!な人、ぜひ。
そのくらい、めんどくさくて、大変で、恐ろしいことを仕掛けようとしています。
社会変革、社会実装、革命とはそういうもの。
だからこそ、皆様の力を注いでください。
他力本願に聞こえる人、すみません。
僕はこの4年、不器用に、だささMaxで、できることをやりきりました。
今回、お腹の病気のことで、死にそうになって、よく分かりました。
死にそうになりながら仕事していたつもりだったけど、結局、ぜんぶ自分のスケールだった。
みんなで教育ビッグバンを作りましょう。
"関係ない"と思っている全ての人が巻き込まれる世界にしないと。
工藤先生が先週、登壇してくださり、"対立を受け入れて仲間に変えていくという教え"をくださったことがこれだけエポックメイキングなことになるとは。
さすが、菅家さん。
「それはさすがに、受け入れられないでしょう」ということからは逃げてきました。
けど、まだまだ世界には、受け入れられない(不和になりそうだ)から、と思ってチャレンジしていないことがある。
きっと、勘違いだった。
もっと言えば、それをやってないから、今まだこんなところで、戦っているんだと思う。
去年だったら、 「このタスクと、この企業とのアライアンスを頑張ります!」と宣言していたと思う。
どっちがいいかはやってみないとよく分からないけど、これもご縁だ。
今年は、
"不和、対立、ズレをあえて生み出し、受け入れ、歓迎し、仲間たちと分かち合い、エネルギーに変えること"
その"在り方"の追求によって、多様性による破壊的なアップデート、
"教育ビッグバン"を目指します。
皆様、32歳の金谷も、褒めたり叱ったりいじったりふざけたり、
いい時も悪い時もどうか、皆様ひとりひとりにとって、
この一度きりの人生で出会った大事な"何者か"にしてください!
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