33歳になって、社内に贈った手紙
LX DESIGN代表の金谷です。
拙い文章ですが、一部、編集して掲載します。
組織作りフェーズに入った、スタートアップの方々のお役に立てますように🙏
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"リーダーシップの旅"をみんなのおかげで、極めてゆっくりですが、歩めています
0→1のスタートアップには検証/挑戦すべきことがその時々にあり、
課題→FMF→コンセプト→提供価値→市場→プロダクト→チーム/カルチャー→グロースと行ったり来たりしながら進んでいく
そして、その課題は『これからこういう課題を試しますよ!』と現れることはなく、
大体、複雑に絡み合って現れます
その時、様々な個性の仲間が社内外にいないと適切なチームや切り口で向き合うことができない。
社内メンバーだけでなく、生徒たち、現場の先生たち、複業先生登録者の皆様、連携パートナーの皆様、、、
資本主義と教育業界の"境界線を溶かす"とよく言っていますが、
社内と社外という境界線ももっと曖昧かつ混沌としていくといいなと思っています、
明日から本業先生行ってくる!みたいな。
あ、うん、言う前からやってる人たちもういるけどもw
そのくらい、荒波の中で、必要な役割や経験が変わるのです。
仕事に人が合わせる時代なら、がんばれ!根性!以上!だったが、
個性を仕事の中で結びつけ合う世界に変わった。
だから、組織や領域の境界線はできる限り、柔らかく、ゆるやかに、なるべきだ。
ちなみに、
頭では分かっていても、なかなかできないし、
昨日は違うこと思いっきり言ってましたよね!みたいなことだらけで、
本当に消えたくなることばっかりです。
ただ、そんな不完全な役割分担とその集合体が生み出す、この瞬間にしかない"個性"に今日も出会えてよかった。
そもそも、起業家というのは何かの突き抜け、結果的な"アンバランスさ"に立脚して生き残ってあることが多い。
だから、その背景知識がない場合、ただ人格崩壊しているように見えるケースも多い(実際、みんなも知っているようなインフラ的なサービスを創られた起業家の先輩たちで一見理解できない個性や特性をお持ちの方は何人もいる)
そのメタ認知だけは持ちながら、
ビジョン達成のために、あらゆるフィードバックを得て、変化してまいります。
例えば、"先輩起業家にもっと会うべき"というC4からのFBは、**さん、**さん、**さんにお会いできる可能性が少し生まれた今月まででなんと3年もかかっています、恐ろしい、、
なお、たけちゃん・板長からの、"傲慢さをなんとかした方がいい"というFBにはまだまだ解決の糸口さえ見出せていません🐈
これらを踏まえても、皆様とのこの縁は明らかに異常値です。
金谷の小さな家族観から始まったこのプロジェクトが世界数十の国、数千人の皆様の共感によって、こんなにも温かいコミュニティに育った。
ビジョンがまだここにない"バグ"を起こし、仮に誰も正確にその意味を理解できていなくても、社会が少しずつ変わっていく、という体験をさせていただいています。
こんな体験ができる日々に心から感謝しています。
すごい!!
ありがとう!!
追伸)
子どもの頃はそんな理解はなかったけど、個人単位ではどこまでも不完全な人間だと日々日々感じるようになりました。
そして、みんなそうなんだなと、けど、知らなかった。
生きているだけで人には迷惑をかけ続けるし、社外の害だとさえ思う時もあります。
人と生きるということは、それでいいんだというか、そのものが生きることというか。
生きること、それ自体が苦行だという意味も痛感します。
暗い話ではなく、そういう諦めの気持ちというか、はたまた、それを覚悟と言うのか。
わくわく、であり、ドキドキ、であり、そわそわ、であり、しくしく、でもある。
だからこそ、せめて、教育業界の未来にだけは尽くしたいと思います。