北関東の中学受験(公立王国ド田舎過疎地の中学受験)
中学受験の情報って、
どこもかしこも首都圏やら関西圏の情報ばかり。
北関東の住民には、
中学受験の情報誌を購入しても、載っている情報が役に立たず
受験の参考に『2月の勝者』を読んだけど、
東京の受験話は北関東とは全然違う。
なので、
北関東にお住まいの方で、
ゆる~く中学受験をしたい方に向けての話
を書きます。
もしかしたら、他の地方のゆる~~い中学受験にも役に立つかも。
北関東でも、
国立大附属や県立中高一貫、
一部の競争率の高い私立中を受けたい方は、
この先の情報は参考になりませんのであしからず。
①とりあえず4~5年生から中学受験を意識する。
「とりあえず意識する」だけでいいんです。
都会のようにまだ塾に通わなくても大丈夫。
中学校のオープンキャンパスに足を運び、
わが子に合う学校を探しましょう。
子どもを連れていくことが非常に大事。
子どもをキャンパスに立たせてみて、
「この学校はわが子に合う!」というフィーリングを大切にしましょう。
私立各校はそれぞれ個性が豊かだからね。
②小学校の授業内容をしっかり。
北関東の「そこまで偏差値が高くない学校」の入試問題は、
「小学校の教科書レベル」の問題がほとんどだと思います。
塾に行ってもよし、行かなくてもよし。
中学受験専門の塾って地方にはなかなかないんですよね。
じゃあ、どういう塾を選ぶかというと、
「小学生のうちから県立トップ高校を目指そう」
という方針の塾です。
さすが公立王国。
「県立トップを目指す」というスローガンからも、
県立高校の人気の高さがうかがえますね。
ちなみに、
北関東では
「私立は県立に落ちた人が行く学校」
というイメージが根強いです。
さすが公立王国。
他の地方でもきっと似たり寄ったりでしょう。
③プレテストがあったら受けよう
ゆる~~い中学受験には、
「首都圏向けの合否判定模試」って不要なんですよね。
なので、受けなくていいです。
そもそも北関東で受けられる場所って少ないし。
その代わり、
学校によっては「プレテスト」があります。
ウチの学校はありました。
プレテストのいいところは、
・無料(家計が助かる)
・入試当日の練習になる
・当日の入試でトチったとしても、プレテストの点数を加味してくれる
といったところでしょうか。
④面接対策をしっかり。
ウチの学校に限らないと思いますが、
入試では面接試験の点数ウエイトが高い。
なので、
面接対策をしっかりと。
ウチの学校は子どもだけの面接でした。
次男はYouTubeで面接動画を見て練習してましたね。
①で述べたけど、
4~5年生のうちからオープンキャンパスに足を運んでおくと、
面接のときにPRできて、多少はプラスになると思います。
⑤北関東の中学入試は11月がメイン
これが、首都圏の中学受験と一番違うところかも。
首都圏は1~2月なのよね。
『2月の勝者』って漫画があるくらいだものね。
北関東の中学入試は11月がメインなの。
ということは。
「学校行事のピークの時期と入試がぶつかる」
という恐ろしいことが起きます。
ウチの場合は、
入試の4週間前に運動会、
入試の2週間前に修学旅行、
入試の翌週に学芸会
という恐ろしいスケジュール。
運動会でけがをしないか、
修学旅行に行って風邪ひいて帰ってこないかという心配。
(なんせ過疎地の田舎から、都会に旅行に行くのでね)
入試直前に学芸会の出し物のダンスを覚える・・・といった具合。
首都圏ならば、
中学受験の直前は学校を休むのでしょうけど
(3学期の始業式からは学校休む人多いって言うよね)
小学校最後の行事が満載の時期に「学校を休め」とは言えない。
子どもの思い出が無くなってしまうのでね。
だからといって、
入試に向けて体調を万全にしなくてはいけないし。
去年の今頃は本当に大変だったわ~、としみじみ思います。
ウチの子の場合、
「間違ったインクルーシブ教育」のせいで、
手のかかる子たちの「お世話係」になっていたので、
入試直前の時期にその子たちにケガをさせられたらどうしよう・・・と
毎日ヤキモキしてましたわ。
(暴れる子もいるので)