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参入障壁の低さが思考を奪う

みなさん お疲れ様です!メカともです!

最近、ネットビジネスが流行っていますね!
かく言う私もnoteで情報商材を取り扱っていますが、少し世の中で言われているモノとは違う商材を販売しています。

私の話はさておき、今回はネットビジネスについて私なりの考えをお話しさせて頂こうと思います。

始めやすいネットビジネス

ネットビジネスを見渡してみると、アフィリエイトや、低いスキルの商材が溢れているように感じます。

Twitterをみても、フォロワーをとにかく増やし、アフィリ、フォロワーの増やし方等を商材にしている方を目にします。
そして、その商材を買った方が、また同じように発信していく。

しかし、そのアカウントでの発信を見ると

「私の経験によると」
「私がやった0からの」

と言う形で自らの経験を発信されている方ですし、嘘を発信している訳ではありません。
毎日このような方が何百人、何千人と現れて3か月~半年ぐらいで情報を発信していく方が多いように思うのです。

とてつもない人数が毎日のように増えていく世界観であり、この世界観は投資額が最初の「ネットビジネスの始め方」のような動画、もしくは文章を買って始めると言う参入障壁の低さから来るもので、具体的な目標となるインフルエンサー達も実在し、信頼度も高い。

Youtubeもしかりで、やはり参入障壁が非常に低い事から始めやすく、登録者数を増やして広告収入を得る。と言い考え方。
単純な仕組みで、しかも分かり易い。
だからこそ参入する人が多い世界であると言えるのではないでしょうか。

この先どうなっていくのか?

ここで気になるのが今後の展開になる訳ですが、誰でも何処でも出来る副業としては優秀なプラットフォームでの発信は良い事です。

しかし、この「フォロワー数で稼ぐ」「広告で稼ぐ」と言う考え方についてはどうなのでしょう?

まだまだ増えるであろう参入者の数を考えると、購入者から選択される側になる訳で、一気に競争社会に突入する事になります。
そうです。飽和状態になるのではないかと思うのです。

つまり、どのように他の発信者に対して差別化を図るのか?どのような金額設定で勝ち抜くのか?と言う事を考えながら発信する事になります。

ソコには歴然とした実績の差が立ちはだかり、先行している方の方が圧倒的に有利な事の運びになるはずです。

予測は出来なかっただろうか?

もう既にこの状態に近いところにある気がするのですが、本当にこのような事態に直面する事を予測出来なかったのでしょうか?

アフィリエイトや広告収入、フォロワーの増やし方等を収益化しようとしていると言う事は、ある種 個人事業主な訳です。
今ある状況に不満を抱き、何か始められないか と考え始めた人が多いはずです。
と、言う事は知恵が無い人では無いはずなのです。

事業をする。と言う事は事業計画を立てる事から始めます。
この事業計画は向こう3年ぐらいの単位で作る訳ですが、直近の1年で見たと仮定しましょう。

①商材を買ってやり方を知る。
②Twitterを始めてみる。
③フォロワーを増やす。
④収益化する。

この流れの中で、①~④に至るまでの時間軸を入れていきます。
そして、既に同じ事業を始めていて、自分が開始した時にその方が1日何人出現するのかを入れていきます。

すると、あなたが収益化する時に、どの程度 同じ商品を販売するのかが見えてくるはずです。当然正確な数字はつかめませんが、1日10人が収益化すると仮定すると、100日後、あなたが収益化する時には1/1000人で戦わなくてはなりません。1年後は?

冷静に考えると言うか、事業計画を10分で書き出せば予測は出るはずです。
その戦いの中で勝ち抜く手段、差別化できるのであれば収益が増えていく可能性があり、参入する事に対し前向きにとらえる事が出来ますが、一つの目的に対し、何千人もの方が同じプラットフォームで発信する訳です。
簡単に勝てる算段が出来るとはとても思えません。

何故考えないのか?

私は「参入障壁の低さの魅力に盲目になった」
と、思えるのです。

この参入障壁の低さには複数の良き都合があります。
①初期投資金額が異常に低い。
②高いスキルが要らない。
③数か月後には収益化できる。
④空いた時間に副業として始められる。

正に老若男女、誰でも、何処でも参入できる。
この魅力に引き込まれ思考停止してる。
私はそのように思います。

仮に、実際に事業を始めようとすると
そもそも論として あなたの能力を買ってくれるお客様が居なければいけません。しかも、仕事として受ける以上それなりの仕事環境が必要になるはずです。例えばソフトとか、PCとか。
当然 投資金額も上がってきます。

どうでしょう。それだけの投資をする。スキルを身に着ける。お客様も確保しなければならない。と考えると、しっかり考えますよね?

だから私は思うのです。

「産業障壁の低さが思考を奪う」

参入する事に偏見がある訳でもなく、それが間違った行為であると言っている訳ではありません。実際に収益化する時にはどのような状況になるのか?どの程度の時間を確保しないといけないのか?どの程度続けられるのか?

これらを考えて、少額であっても初期投資した事が無駄にならないようにして頂ければ良いと思うのです。

ちなみに、現在発信している人達は騙している訳ではありません。
先ずは自分が収益化してお金を得る事。そして、発信した商材で学んだ人も同じように豊かになってもらいたい。そう言う思いではないでしょうか?

あくまでも私の個人的な考えですので、ご自分のふるいに掛ける一つの考え方として認識して頂ければ幸いです。

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最後まで お読み頂き有難うございました。
私は設計技術に始まり、プロマネ、営業技術
に関する有料商材を取り扱っています。
ご興味があれば 触りだけでも見て頂きたい
と思います。
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