ラオスの真の友人になるために
ご覧いただきありがとうございます。
関東SIVIO代表の末田と申します。
この文章では、私が活動を通じてどんなことを考え、その実現のためにどんなことをしていきたいかお話ししたいと思います。
私が、SIVIOでの活動で成し遂げたいことは、SIVIOのビジョンである
「ラオスの子どもたちが主体となって未来を創り上げる社会の実現」
に近づくことです。
私がこのビジョンの実現に力を入れるきっかけとなったのが、元ラオス大使の橋本逸男先生から言われた、
「君たちの教育支援の7,8割は意味を成していない」
という一言でした。
この言葉は、私に校舎をあげるだけでは、3~4年で廃れていってしまうという事実と、私たちの支援では、村の人の依存を深める要因になってしまうという現実を突きつけました。
この言葉は私に「教育支援の本質ってなんだろう?」という問いを与え出た答えが、
支援をして下さる方々のためにも効果的な支援を行い、ラオスの自立を促す支援をしたい。
そんな想いを持ち、それを団体全体でやっていきたいと考え、文字化したものが先述のビジョンとなりました。
このビジョンは、教育環境の質と社会全体の教育に対する意識をラオスと共に向上させることを目指していて、そのビジョンを実現するために何をすればよいか、議論を深め、あげるだけの支援にしないためにはどのようなことをすればよいか日々考えています。
私が特に重要視しているのは、「口だけで終わらない」ということです。
言うだけでは価値を持たないので、どう動くかを大事にして活動を行っています。
そして、その活動が依存を深める要因になっていないか深く検討し支援を行っていく。
そしていつか「ラオスの真の友人」になれるように活動を続けていきたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
関東SIVIO14期代表末田椋資
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