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資本主義のモヤを晴らす

はじめに

こんばんは。最近、個人事業主になったことから、資本主義という考え方について強い興味を持ち始めた。今自分が生活しているこの社会が資本主義という枠組みの中でどう機能しているのか、その全体像が見えない状態だ。

資本主義の特徴を探る

そんなモヤを解消すべく、「古典ラジオ」、このSpotifyで聴ける歴史キュレーションラジオから、資本主義の特徴を以下のように学んだ。

  1. 市場経済の前提
    資本主義は市場経済に基づき、価格や生産は供給と需要の力によって決定される。

  2. 市場のインセンティブ
    利益を最大化する行動が市場で奨励される。ケインズの「美人投票」理論に見られるように、他者の行動に流されてしまう働きがかかる。

  3. 持続的成長の必要性
    人口に比例した形で経済も成長する必要がある。

  4. 期待値の定量化
    企業の価値や利益の見込みは数字で表され、投資の判断基準とる。儲かるか儲からないかのみで判定。

  5. 資本が資本を産む
    さらなる資本を生み出す構造があり、金融資産が主な例。

  6. 資本主義は私たちのOSである
    単なる経済制度ではなく、文化やイデオロギーの一部であり、民主主義とも密接に関連しています。

資本主義は固定ではなく動的なもの。

また、今の市場経済には変化が起きており、シェアリングエコノミー、クラウドファンディング、サブスクリプションモデル、SaaSといった新たな経済活動の形態を生んでいます。これらは所有の概念を変革し、物理的な商品だけでなくサービスやデータにも価値を見出している。このように動的に変化を起こし、これも含めて資本主義社会の一部として理解されている。

資本主義社会の課題

また、資本主義社会の特徴には課題が伴うとのこと。
その例として、期待値が金銭的にのみ定量化される現状は、社会の多様な価値を見落とすことに繋がるという意見もある。これはサブプライムローン問題のように市場での短期的な利益追求が長期的な問題を引き起こす一因となっている。
そのほかにも、資本の蓄積と再分配の不均等から生じ、格差の拡大が起き、社会的な緊張を高めているという意見も、、、

課題へのに対して試み

これらの課題に足して「ポスト資本主義」という概念が出てきているそう。資本主義社会さらにクリアにするために、次回以降は、私はこのポスト資本主義についての理解を深めることに焦点を当てたいと思う・



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