セロリ
私の母はセロリが嫌いだ。
あまりセロリを料理で使う機会が無い
というのもあるかもしれないが
セロリが料理の一部として出たことがない。
なので
わたしの中のセロリの食べ方といえば
マヨネーズをたらーっと乗せて
ポリポリとそのまま一本丸ごと食べる
小さい頃、夏によく父の真似をして食べたものだ
特別好きなわけでもないのだけれど。
先日スープを作ろう、
と思いスーパーへ向かった。
セロリはなくてもいいのだけれど
ある方がより美味しいんだよな、と
カゴへ入れたがご立派なサイズ感で数本
一人暮らしには多い。
スープは野菜をたっぷり入れ
味付けはシンプルに。
いつも材料だけを確認して
味付けはその日の気分で目分量
ざっくりでいいのだ
母の遺伝だな、といつも思う。
この日のスープも美味しくできた
ざっくりでも結果美味しく出来上がる
これも母の遺伝だ
たまにやってしまった、という日もあるが。
それはそうとまだセロリが残っているので
今日はペペロンチーノを作った。
ペペロンチーノにセロリなんて
母が見たら拒絶ものだろう、と思いながら。
いただきます。