国際協力のブログを100本以上書いたので、絶対読んでほしい記事を厳選して紹介する
フリーランス国際協力師の原貫太です。特定の組織には所属せず、フリーランスで国際協力の仕事をしています。
これまで僕は「原貫太のブログ」を使い、国際協力に関連する記事を100本以上書いてきました。
今日は、僕がこれまでに書いた国際協力に関するブログの中から、「これだけは絶対に読んでほしい」というおすすめの記事を厳選してみました。
僕のnoteに足を運んでくれた方には、国際協力に興味がある人も多いと思いますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
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国際協力とは具体的に何か?まるで教科書のようにわかりやすく解説
国際協力に興味を持ったら、まずはこのブログを読んでください。ネット上にある「国際協力入門」の記事の中では、かなりボリュームがある方だと思います。8000文字オーバー。
この記事では「国際協力」の概念をわかりやすく、かつ包括的に解説するため、
・国際協力とは何か?
・国際協力とは、具体的にやることは二つだけ
・国際協力をやる組織は、大きくわけると3つ存在する
・国際協力はなぜ必要なのか?なぜ日本が国際協力をする必要があるのか?
・国際協力は海外での支援活動だけを指すのではない
・国際協力を仕事にする方法は、具体的に何がある?
・国際協力をやるには、英語ができる必要がある?
・日本にいながらできる国際協力は?
こんな話をしています。
国際協力はとても広い意味を持つ概念ですが、この記事を読めば何となくでも国際協力の全体像を把握できると思います。
国際協力師とは?定義、資格、給料、新しい働き方まで徹底解説【初心者必見】
国際協力を仕事にすることに興味を持ったら、この記事を読んでください。僕の肩書きにもなっている「国際協力師」について、詳しく解説しています。
国際協力師とは、生活するのに十分な収入を得ながら、ボランティアではなく仕事として、持続可能な形で国際協力に携わる人を指します。
元々この言葉は2005年頃、NPO法人宇宙船地球号の山本敏晴さん(元国境なき医師団日本理事)が提唱した新しい職業人の概念です。Amazonの国際協力カテゴリーではベストセラーにもなっている『国際協力師になるために』という本も出されています。
ただ、この本が出版されたのは今から13年も前、2007年なんですね。そのため、掲載されている情報に古いものも混じっています。
上で紹介した記事では、山本敏晴さんの『国際協力師になるために』をベースに、最新情報で国際協力師について解説しました。この記事を読んでから『国際協力師になるために』を読むと、より理解が深まると思います。
国際協力を仕事にするには?具体的な7種類の職業を紹介します
国際協力を仕事にする具体的な方法を知りたいと思ったら、この記事を読んでください。
一つ前に紹介した記事の中では、「国際協力師」は以下の5つを指すと紹介しました。
1. 国際公務員(国連職員、世界銀行職員等)
2. 政府機関職員(JICA職員、JBIC職員、JETRO職員等)
3. 政府機関専門家(JICA専門家等)
4. 有給NGOスタッフ(国際大型NGO有給職員等)
5. 開発コンサルタント会社職員
ただ、今はもう2020年です。時代は変わりました。この5つ以外にも、あと2つ、国際協力を仕事にする方法があります。それが、
6. ソーシャルビジネス
7. フリーランス
この記事では国際協力を仕事にする具体的な方法として、7つの職業を紹介しています。また、「青年海外協力隊は国際協力を仕事にしている人」と誤解している人もいるため、そのあたりも説明しました。
国際協力を仕事にしたいと思い始めたら、ぜひ読んでみてください。
国際協力を仕事にした僕が思う、学生時代にやっておいてよかった11のこと
これまで数十回は「国際協力を仕事にするために、今からやっておくべきことは何ですか?」と質問されてきました。
ということで、この記事では大学新卒で国際協力を仕事にした僕が、学生時代にやっておいてよかった11のことを紹介しています。
ネタバレしてしまうと、国際協力を仕事にするためにやっておくべき11のことは、これです。
1. 国際協力は時に哲学的。まずは「国際協力」の定義を熟考しよう
2. 問題が起きている「国際協力の現場」に足を運ぼう
3. 国際協力を仕事にするなら英語。使えるのに越したことはない
4. すでに仕事として国際協力に携わっているロールモデルを見つけよう
5. 広報や啓発で武器になる。情報発信力を鍛えておこう
6. 関心ある国際協力の分野や役割を考えておこう
7. 国連は学歴主義?学校の勉強も頑張っておこう
8. 国際協力に関係する本を読みまくろう
9. 仕事としての国際協力を実践するプロ集団の中で働く
10. 長期で海外留学(海外生活)を経験しておこう
11. 国際協力の世界にはタフな人が多い?運動で体力を付けておこう
詳しくは記事をご覧ください。大事なのは「行動する」ことなので、記事を読んだら早速動きはじめましょう。
白川優子さんが語る、これから国際協力の道を志す人が今からやるべき5つのこと
これは僕ではなく、国境なき医師団・看護師の白川優子さんに書いてもらった記事ですが、これから国際協力・人道支援の道を目指す人には、必ず読んでほしい記事です。
白川優子さんは『紛争地の看護師』を書いたことでも知られる、人道支援のプロフェッショナルです。シリアやイエメン、南スーダンなどの紛争地で活動されてきました。
その白川さんが、これから国際協力の道を志す人には以下5つのことに取り組んでほしいと語っています。
1. 世界はどんな国際協力を必要としているのかを知る
2. 自分の軸を決める
3. どんな国際協力団体が存在するのかを知る
4. 語学&コミュニケーション力を磨く
5. 国際協力は簡単ではないことを知る
非常にボリュームのある記事です。国際協力に携わりたい人だけではなく、何か一つの道でプロフェッショナルを目指す人には、共通して大事なことが書かれています。ぜひご覧ください。
国際協力NGOのアフリカ駐在員が語る、人と「繋がる」生き方
僕がウガンダでインターンしていた時、認定NPO法人テラ・ルネッサンスのウガンダ駐在員として働く鈴鹿達二郎さんに行った長編インタビュー記事。
理系の大学院から青年海外協力隊に進み、その後テラ・ルネッサンスの職員として元子ども兵社会復帰支援や南スーダン難民支援に携わる鈴鹿達二郎さん。
国際協力のロールモデルとして、そのキャリアは参考になる内容が多いですし、それ以上に鈴鹿さんがアフリカの人たちから学んだ人と「繋がる」生き方には、今の日本で暮らす僕たちにとっても深く考えさせられるものがあります。
国際協力に英語は必要なのか?英語力の伸ばし方も解説
「国際協力をするのに英語は必要ですか?」と質問をよく受けるので、僕なりの回答をまとめた記事です。タイトルでネタバレしていますが、やっぱり国際協力をやりたいなら英語は必要だと思います。
この記事の中では、「なぜ国際協力には英語が必要なのか?」「国際協力のどんな場面で英語が必要になるのか?」「原貫太はどうやって英語力を鍛えたのか?」を紹介しています。
国際協力に携わりたいけど、自分の英語レベルに不安を抱えている人は読んでください。
国際協力おすすめ本32選 入門書から国際協力のロールモデルが書いた自伝まで紹介
国際協力に関するおすすめ本を32個まとめて紹介しています。
国際協力に関する入門書からより深く国際協力を学ぶための本、「そもそも国際協力は正しいのか?」と反・国際協力を学ぶ本、また国際協力のロールモデルが書いた自伝まで、幅広く紹介しました。
とりあえずこの32冊を読んでおけば、国際協力に関するかなりの知識は手に入るはずです。ぜひ参考にしてください。
国際協力おすすめ映画12選 援助のあり方や世界の問題を理解する
本に続ける形で、国際協力に携わる僕が心を動かされたおすすめの映画を12本紹介しています。
援助やボランティアの在り方を学べる映画から、アフリカで起きる紛争、第二次世界大戦の悲惨な歴史まで理解できる映画を厳選しました。Amazon Prime会員なら無料視聴できる映画もあるため、ぜひ参考にしてください。
NPOとNGOの違いを世界一わかりやすく解説
僕は大学在学中にNPO法人(国際協力NGO)を起業したこともあり、多くの人から「NPOとNGOの違いは何ですか?」と質問されてきました。
ただ、ネット上にあるNPOとNGOの違いを解説した記事って、あまり本質的な部分を説明しているものが多くないんですよね。なので、めちゃくちゃ詳しく、かつ本質的にNPOとNGOの違いを解説しました。
この記事を読めば、NPOとNGOに関する基本的な定義・違いは完ぺきに頭に入るはずです。
「将来は国際協力系のNPO職員になりたい!」「NGOに入って海外で国際協力がしたい!」そう考えている人は、ぜひ読んでください。
国際協力を仕事にしたい人は最初のキャリアで青年海外協力隊を検討すべき3つの理由
特に学生の多くは国際協力をボランティアでスタートすると思いますが、それを仕事にしたいと考え始めたら、やっぱり最初のキャリアは青年海外協力隊を検討すべきです。理由は3つあります。
ぶっちゃけ言うと、僕のような「フリーランス国際協力師」は超チャレンジングかつ圧倒的に成長できる働き方なので、若い人には最初のキャリアとしてでも、ぜひ挑戦してみてほしいと思っています。
…のだけど、とはいえ収入や活動資金を考えると、現実的にはかなり難しい。なので、まずは青年海外協力隊からやってみるのがいいのかなと思います。
いずれにせよ青年海外協力隊は、国際協力を仕事にするための「手段」として活かしましょう。詳しくは記事を読んでください。
国際協力を目的化するな!国際機関で働く夢を持つ前に考えるべきこと
これは僕の所感ですが、国際協力に興味のある中学生・高校生のほとんどが、ユニセフなどの国際機関を目指しています。
ただ、国際機関で働くことなんて、あくまでも手段にすぎません。国際機関に入ること自体が目的化していませんか?そんな人には、ぜひ読んでほしい記事です。
国際協力をすること自体も、目的ではなく手段にすぎません。自分は国際協力を通じてどんな世界の実現に貢献したいのか、考える癖を付けましょう。
国際協力の基礎講義。貧困とは何か?海外と日本の違いも解説
国際協力に興味のある高校生や大学生から
「自分は貧困問題に興味があります!色々教えてください!」
とよくメッセージをもらうのですが、そもそも「貧困」と一言で表現しても定義はいくつか存在するし、必ずしも「経済的に貧しい=問題」とも言い切れない。
貧困問題に興味のある人は、まずはこの記事を読んでください。
絶対的貧困とは何か?アフリカの写真と一緒にリアルな実態を紹介
国際協力を通じてアフリカの貧困問題解決に貢献したい人は、この記事もあわせて読んでください。
草の根の国際協力では、国際関係学の知識は活かせない
以前、Twitterでも炎上したことのある「国際関係論は役に立たない」のブログ。
将来的に国際協力を仕事にしたいと考えている多くの学生が大学で国際関係論を勉強していますが、僕個人の体験談を語れば、NGOを起業した時も、フリーランスで働く今も、草の根の国際協力に関わる上で国際関係論の知識を活かす場面はほぼありません。
それよりも、本で勉強したファンドレイジングの知識や、自分でゼロから始めた情報発信やライティングのノウハウの方が、よほど活きています。
賛否両論ありますが、「ぶっちゃけ国際協力に関わる上で国際関係論ってどうなの?」と疑問に感じている方は、ぜひ読んでみてください。
国際協力と子育ての両立は可能か?【かなり大変だが、解決策も提示します】
女性の方によく聞かれる質問に答えたブログ。
僕の周りの事例などを取り上げながら、海外での国際協力と子育てを両立することは可能か考察しています。
学生ができる国際協力10選
学生ができる10種類の「国際協力」を解説しました。
国際協力は何も、海外の現場に行って支援活動をするだけではありません。寄付や情報発信、プロボノなど、日本にいながらでもできることがあります。
国際協力に学歴は必要?大学院まで行くべき?高卒はまず無理?解説します!
国際協力の仕事に就くために、学歴は必要なのかどうかを解説したブログです。
将来的に国際協力を仕事にしたいと考えており、進路に悩んでいる高校生や大学生の参考になると思います。
国際協力を仕事にしたい人は、大学で何を学ぶのがおすすめか?【4つの学問を紹介】
こちらも高校生や大学生からよく訊かれる質問に答えた記事です。
さいごに 国際協力に関する記事を書いたら追記していきます
以上、原貫太オフィシャルブログで書いた国際協力に関する100本以上のブログの中で、特に読まれているおすすめ記事を厳選して紹介しました。
国際協力以外にも、社会問題やフリーランスとしての働き方に関する記事もたくさん書いているので、ぜひ僕のブログもチェックしてみてください。
最初にも書きましたが、今後国際協力に関する新しいブログを書いたらこのnoteにも追加していくので、参考になったらぜひ「スキ」ボタンを教えてくれたら嬉しいです!
【国際協力について、もっと深く勉強してみませんか?】
「国際協力に漠然と興味があるけど、関わり方がわからない」
「社会問題やボランティアについて、身近に語れる人がいない」
そんな悩みはありませんか?
ネットで手に入る国際協力の情報は、非常に少ないです。特に、国際協力の仕事に就いている人の「ナマの声」を聴ける機会は、それほどありません。
僕自身はブログで国際協力に関する情報をたくさん発信してきましたが、とはいえブログには書けない経験談もたくさんあります。
原貫太が運営する国際協力特化型のオンラインサロンには、NGO職員や元青年海外協力隊、開発コンサルタント、さらには国際協力に興味のある学生まで様々な方が所属し、日々国際協力に関する勉強をしています。
国際協力に興味のある方、ぜひ一緒に勉強しましょう。詳しくはこちらのページをご覧ください。