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「お前はアフリカを使って金儲けしている」僕の働き方を理解してもらうのは、もう不可能なんだろうか。

「お前はアフリカを使って金儲けをしている」
「金を稼いだらボランティアじゃない。何が偉そうに『ボランティアを仕事に』だ」


どれもSNSで言われた言葉です。つい二日前にも、YouTubeのコメント欄に同じような書き込みが届きました。


僕がフリーランス国際協力師という仕事を始めたのは、「国際協力は稼げない」「ボランティアは持続可能じゃない」こんなイメージを変えるためでした。


今まで何人もの友人が、主には収入を理由に、国際協力や海外ボランティアから離れていきました。まだまだ日本では「国際協力=稼げない=仕事にするのは無理」と考えている人も多いようです。


だから僕は、そのイメージを変えるためにもフリーランス国際協力師という新しい道を切り拓いています。キャッチコピーは「自由に働きながら世界の問題を解決する仕事人」です。


とはいえ、アフリカでのボランティア活動から直接お金を稼ぐことはできません。


現地での活動費は寄付者の皆様に支えてもらっていますが、普段活動している地域はアフリカでも最貧国地域の一つです。そのため、受益者の方々からお金を受け取ることはできません。

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だから僕は、アフリカでの活動をYouTubeで発信したり、国際協力やNPOに関する情報をブログに書いたり、ライターとしてのお仕事を頂いたりすることで、自らの収入を得ています。


言わば、ボランティア活動自体から直接お金を稼ぐのではなく、「情報発信」という手段を通じて、活動から得た経験や知識をマネタイズしています。


2019年3月からはオンラインサロンも始めており、今月リニューアルもしました。この目的も、あくまでも『自分の知識や経験を、それを必要とする人たちにシェアしたい』『国際協力に興味ある人同士が繋がるコミュニティを作りたい』の二つです。


「情報商材を売りつけて儲けてやろう」なんて気持ちは、全くありません。それだったら月額1500円という価格ではまずやらないです。


それなのに、匿名のアカウントからは「有料のサロンなんて始めてうさんくせぇ」「幻滅した」「見損なった」と批判されてしまいます。


国際ボランティアをやっている僕は、お金稼ぎをしてはいけないのでしょうか?もっと清貧に、つつましく過ごさなくてはいけないのでしょうか?


国際協力は稼げない。仕事にならない。そんなイメージを変えるために今の働き方を始めたのに、逆にそれが反感を買ってしまうこともある。


すべての人に僕の働き方を理解してもらうのは、もはや不可能だと実感しました。


写真:関西学院大学での講演後、受講者から匿名で届いた誹謗中傷のコメント


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原貫太 / フリーランス国際協力師
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