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個人的テストピース

【選定にあたっての基準】

1)「このルートこそがまさにこのグレード!」と思えるルートを選定したい

2)スポートルート(ボルトルート)のみを対象とする(クラックルートやトラッドルートは対象外)

3)そのグレードにおいて極端にハードだったりトリッキーだったりするムーブがなく、バランスのとれたルートが望ましい

4)あまりに短いルートや実質ワンムーブだけが課題となるようなルートは対象外とする

5)ホールドの欠損などが起こりにくく、できるだけ安定したルートが望ましい

6)マイナーなエリアやルートだと実態を知る人が少なく、多くのクライマーの基準になりにくいので、メジャーなエリアのメジャーなルートが望ましい

7)ルートの質が高く、みなが目標にしたくなるものだとなおよい

8)トポなどに載っているグレードと体感が異なるルートを選びたい場合は、ひとまずは感じたグレードを優先する(その体感が多くの人に支持されるようであれば、それを採用することもあり得ます)


この8つを踏まえ、個人的に思うテストピースはこんな感じ!


10台
11台
12台


5.10台

強度が難しいといったところがなく、単純に握るだったり、ムーブよりかは、足遣いという面で難しいというルートを選んだ。

10a 悪魔のエチュード/二子山

傾斜はあるけど、めっちゃガバでほぼ正対登りで、強度もほぼなし。
核心という核心が無い。

10b ブラックシープ/小川山

ムーブがちょっと頭捻る。強度はほぼ一定で、ムーブと足遣いが核心。

10c レギュラー/小川山

強度が10-よりもある。核心というよりかは、単純に握る力が必要になってくる。ムーブに関してはほぼないが、足が細かくなってくる。初めてシューズの大切さを学んだ。

10d レーザーズエッジ/瑞牆山

握らなければならず、足を踏んで上げるとうい動作が必要になってくる。何か所か握って、足を上げるという動作をしなければならないので、10cよりかは難しいと感じた。

5.11台

11-は、核心がボルダー強度で6級ほどで、これしかないというムーブが出てくる。11+は、11-程の核心と、10ノーマル程の核心が付いてくるorボルダー強度で5級ほどの核心が出る印象がある。

11a 特になし

強度的には、「ぞうりむし/瑞牆山」だったり、「ハッピーバースデー/太刀岡山」だったりと何個か頭に浮かんだが、ルートの質、目標にしたいと思えるかといった面では、疑問に思ったので記入しなかった。

11b 私の傾斜/小川山

細かいフットホールドを踏むセクションが多く、核心も6級ほどが長く続いた印象がある。11aよりかは核心が長いので、11bだと思う。

11c 漁師の娘/瑞牆山

ムーブがあるのと、しっかり細かいフットホールドを踏みつつ、強度的にも4/5級ほどの核心があり、しっかり握らなければならなかった。強度的には、11-よりかは明らかに難しい。

11d 小川山庭園/小川山

11cと同じぐらいの核心があり、最後に、ちゃんと落とされるムーブを問われるので、11dと思う。

5.12台

核心が4級と5級が複数あるor3級以上の強度があり、ムーブも落とされる様なムーブを何か所かこなさなければならないというルートが、12台になってくると思う。

12a 蒼天攀路3P目

出だしの5級、握り続け、レストしなければ落とされそうになる中間、これらをこなして、4級ほどの核心をこなすので12aだと思う。明らかに、11dよりかは難しい。

12b 特になし

「祭りのあと/瑞牆山」しか登ってないので記入しなかった。難しい箇所は、12aよりかは難しいと感じる箇所が多かった。

12c 特になし

候補としては、「無職の夏休み」、「微笑街道」があった。「無職の夏休み/小川山」は、ボルダー強度で2/3級ほどの難しさがあるのだが、ワンムーブの短しい系なので無し・「微笑街道/瑞牆山」は、下部がワイドで、その部分もグレードに含まれる気がし、スポートの難しさではないと思ったので無しとした。

12d 山灯火/瑞牆山

11bほどのアプローチをこなした後に、5級→ちょっとレスト→5級→3/4級→ちょっとレスト→5級と続くので、ちゃんと落とされそうになり続ける。明らかに12b or 12cよりかは難しいので12dだと思う。
ただし、11bが終わった後に、ノーハンドレスト出来るので13aは無いと思う。

以上が、僕が思う個人的テストピスとその理由。


さて、皆んなの回答は、どんな感じなのかな??
ご意見、ご感想お聞かせください。

カエル

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