【随筆】紙の本の限界
お疲れ様です。最近はKindlePaperWhiteでしか読書をしなくなった男、カントです。
今日は物理媒体の書籍の本体価格表示問題に関して流し見していた感想について語ります。
ざっくりとまとめると、あらゆる商品に消費税増税に関連して本体価格ではなく消費税込みの総額表示が求められるようになる(元に戻る)ため、表示変更のコストで出版業界が追い込まれるという点に抗議がなされているようです。ただでさえ斜陽産業の出版業界がこんなコストまで払わされたら確かに首が回らなくなり、多くの店は潰れ絶版図書は増えるかもしれません。
しかし思うのです。いや、歴史の流れを見たら構造転換のチャンスじゃね?と。
そもそも物理媒体の情報端末としての紙には限界性を感じます。場所を取るし印税も電子版の方が作者に多く入る。鬼滅の刃が全国の書店でバカ売れしましたが、電子版ならば待たずに全巻マッハで揃えられる訳です(ここだけの話好きすぎて鬼滅は紙と電子両方揃えた)。確かに紙への愛着や電子の読みにくさと言ったマイナスイメージが電子版の普及を阻害している側面もあると思います。しかし、ガラケーがスマホにほぼ置き換わったように、レコードがCDに置き換わったように、電子版の方が紙より優れていると評価される時代はすぐ来るはずです。これを機に出版社はもっと電子版の強化を行い、書店は電子書籍端末を取り扱い使い方を教えるサービスをサブ事業として転換すればリスクヘッジできると思います。
出版業界がこれからの時代も生き抜くためには、本体価格表示問題がリスクにならない体質に変化すればいいんじゃね?というのが今日の結論です。
つまりなぁ!
今こそKindleを手に取ろう!読書の機能以外を全て取り除いた端末の力を見よ!
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