板書


あまりの大小

昨今の教員不足で私のような老兵にも声がかかり、小学校の3年生の学級に週2日5時間ほど行っております。
算数は大体2日ともあるので、担任の先生が1週間に受け持つ学習のうちの半分をさせていただいてます。

さて写真は「あまりの大小」という単元。

みかんを13個貼り出したあと、
あ、袋もあった、と言って2枚だけ出してあまりは5個だね、って言うと
「違う!」「違う!」の大合唱。笑
いつも私が荷物入れてるカバンを指差して、「それにまだ入る」って言う始末。
そこでおもむろに、「あ、もう一枚あったわ」と取り出して袋を貼りみかんを入れて板書のように落ち着きました。
それで二つの式ができ、気付いたことを意見交流してまとめへとつなげました。

学級には数概念も量概念も形成されてない子が2、3人いて、その子らの「分からない」にどう答えてよいか悩みます。
その中の1人の女子は算数が嫌で算数のある日は休んだり算数が終わる頃に登校したりしてたらしいです。
僕が入る日は喜んで来てくれるし、算数にも一生懸命取り組んでくれるだけに、力つけてあげたいけど・・

力不足もあり、正直難しい。

たとえフォローする立場でも現場では正規の先生方と同じ意識で子どもたちの力になれるようベストを尽くしたいものです。

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