呪術廻戦 第268話 『決着』感想
伏黒くんに精神攻撃するも失敗して哀れに散っていくスクおじ、ハガレンのプライドみたいになってて草。ていうか「解」からの黒閃パンチで普通に見た目も元通りに戻せるのね!?肉体的にはもうずっとこのままかと勝手に思ってたわ…いやそんな与太勢の妄想そのままな状態イヤですけど!
引き剝がされて威厳もクソもない状態のスクおじにもう一度選択肢を与える虎杖くん、相変わらずの慈悲深さ。ここでかつて真人に言われた「オマエは俺だ」を言えてるのが成長の証ですね…〝呪い〟として断絶を感じてた頃から大きな変化。器として彼からできる最大限の歩み寄りだろうと。
しかしスクおじはその歩み寄りを拒絶──…。こんなおはぎみたいな状態になっても呪いの王として矜持貫き通しましたね…この人に改心とか望んでなかったしこれでいい。最期まで好き勝手やってたラスボスとして相応しい散り方です、貴方こそここまで悪行を演じきったのは称賛に値する。
場面移って秤vs裏梅。何か満足げに散ってたけど結局最期までパチンコしか打ってねえぞコイツ!?まあ裏梅にとっての幸福は生涯スクおじに仕えることで、その強い執着はないってことなのかなあ…いやでも受肉体の敗因扱いについてはむしろ伏黒ボディである恩恵の方がデカくなかった!?
後日、生存した虎杖くんと釘崎さん──…はまた例のオッパッピーやろうとしとる!「すまんな」の一言で済ませる伏黒くんが大人の対応でジワりますね…いやでもこういうバカやって時間共有できる事こそ平和の証明です、あと虎杖くんが手に持ってる缶の中身ってミルクティだったりする?
釘崎さんの「やっぱ何事もライブ感って大事ね」は下々先生のアツい自虐ネタと捉えていいのかこれ…w一応この新宿決戦は計画性とライブ感がちょうどいい塩梅だったと思ってますが。むしろある程度のライブ感を保って描けたことへの自負とも取れますねこのセリフ。
3人揃ったまま手紙開ける一年ズ、デリケートなこと書かれてるかもしれない(し実際書かれてた)のに誰も異論がないの、お互いに気を許してる証左っすね…このナチュラルな一体感がたまらない。あと虎杖くんが直接伝えられたってのはスクおじとの関係が実質甥と叔父辺りの諸々のこと?
釘崎さんが母親と縁切れてたのって初出でしたっけ、まあ過去回の「お祖母ちゃんと揉めて~」の下りから察せた情報ではありますが。これを知って「よくもまああんな女の居所を……」で済ませられる釘崎さん、この年齢で驚くほど自立心強いな…年頃の女の子らしい未練や依存が全然ない。
パパ黒殺した情報書かれた手紙はおふざけのノリがまんまコメントとかの下々先生やんけ!まあ「ドン引き」と言わせてる辺り自覚的な安心感はありますが。硝子さんに頼んだという「父親のこと」とは結局この手紙のこと?それとも詳しい話はまた改めて硝子さんがするのかな。
次回は乙骨先輩を五条先生から引き剥がして元の身体に戻すパート?まあ独りだけ恩師の体で残りの青春過ごさなきゃいけないの気の毒すぎるもんな…。「憂太テメェコノヤロー!!」と叫んでたのは真希さんでしょうか、自分独りだけ肉体犠牲にした乙骨先輩に対する抗議の叫び?
【作者コメント】
「『しゃけやん』ってなにって思ったら自分がメモった『しゃけかん』だった<下々>」
しゃけやん、急に流暢に喋れるようになった狗巻先輩のセリフだろ。
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