始皇帝と荊軻の漫才「因縁の再会@秋葉原」
荊軻:どうも~! 暗殺こけちゃいました、荊軻です!
始皇帝:おかげで天下統一しました、始皇帝です!
荊軻:いやいや、始皇帝さん、あんたいつも威張ってますけどさ、秋葉原
じゃ完全に迷子でしたよね?
始皇帝:いや、それは違う! 行きたい所が地図に載ってなかったのだ!
荊軻:そりゃそうでしょ、秦の地図に『ヨドバシカメラ』とか載ってたら
おかしいでしょ!
始皇帝:しかしまあ、秋葉原には感動したぞ! あれほど大勢の兵士が集結しているとは!
荊軻:いやいや、兵士じゃないから! ただのオタクたちだから!
始皇帝:だが、荊軻よ、この地で朕は新たな発見をしたぞ!
荊軻:ほう、新たな発見? まさかメイドカフェで「ご主人様」って呼ばれたのが気に入った!とか言うんじゃないでしょうね?
始皇帝:う、・・・気に入った!
荊軻:気に入ったんかい!
始皇帝:いやな、あの「萌え萌えキュン」という儀式だが、あれは人心掌握に使えると思ったぞ!
荊軻:いやいや、儀式じゃないから! ただのノリだから!
始皇帝:だが、そなたも何やら怪しい行動をしておったな。
荊軻:あ、いや、あれはガチャガチャ回してただけですよ。
始皇帝:何だその「ガチャガチャ」とは?
荊軻:コインを入れて「ガチャガチャ」ってやると、透明の球体が出てくるんです。
始皇帝:何だその「コイン」とは?
荊軻:貨幣のことですよ。
始皇帝:貨幣? 貨幣は朕が統一した!
荊軻:あ、そうでしたね。 で、その球体に「フィギュア」とやらが入ってるんですよ。ほら、これ、「ムーミン」っていうんです。
始皇帝:おお! なんと可憐な河馬ではないか!
荊軻:カバじゃないから!
始皇帝:朕に献上せよ!
荊軻:ダメです! ムーミン持ってたら威厳が飛んじゃいますよ。
始皇帝:そうか?
荊軻:そうですよ、「あの皇帝どうしちゃったの?」ってなりますよ。
荊軻:でもまあ、秋葉原って咸陽より進んでますね。
始皇帝:う~、悔しいが、そうだな。だが、一つ問題がある。
荊軻:問題? 何かありました?
始皇帝:この地では朕が皇帝であることを誰も知らない!
荊軻:そりゃコスプレと思われてるんですよ。
始皇帝:若造どもが謎の板を向けて、「やば!」とか「マジか!」とか、
無礼千万!死罪に値する!
荊軻:いえいえ、「マジか!」は褒め言葉ですよ。「クオリティー高っ!」
って驚いてくれてるんです。
始皇帝:そうか?
荊軻:そうですよ、オタクは友好的な民族ですよ。
荊軻:さて、そろそろ戦国へ戻らねば。
始皇帝:うむ、此度の行幸は収穫大であった!
荊軻:で、始皇帝さんは何を土産にします?
始皇帝:う~む、メイドを 10 人ほど持ち帰るとするか。
荊軻:それ誘拐だから!
始皇帝・荊軻:ありがとうございました~!
原作:Chat GPT
改編:泉聲悠韻