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李白と杜甫の漫才[友情篇]
李白:どうも~!酒と月と自由を愛する男、李白で~す!
杜甫:どうも、借金と節約とため息の男、杜甫です・・・。
李白:おいおい、おまえ挨拶から暗すぎだろ!
杜甫:そりゃ暗いですよ、「米はあるか? 薪は足りるか?」って毎日心配
なんですから。
李白:ふ~ん、そうか・・・
杜甫:そうですよ、昨日の晩御飯なんか、米3粒を3時間かけて食ったんですから。
李白:ハッハッハ、そりゃまた!
杜甫:そこ笑います?
李白:まあまあ、とにかく元気出せ!
杜甫:無理ですよ、家賃払えなくて詩を売ったばかりなんですから。
李白:えっ、そりゃもったいない!
杜甫:いや、李白さんにはわからないでしょうけど、生活費ってものが要るんです。
李白:生活費? おいおい、現実なんて考えてたら詩は書けないぞ! もっと夢見ろよ、夢を!
杜甫:僕の夢は、安定した生活です!
李白:ほら、またそれだ。
杜甫:そういう李白さんの夢は何なんですか?
李白:もちろん酒池肉林だ! 月と、山と、国中の美酒だ! 俺にとっちゃ、月は友、山は心、酒が命だ!
杜甫:なんですかそれ、詩人すぎますよ! 李白さん、もうちょっとフツーになれません?
李白:俺、フツーじゃないのか?
杜甫:いつもお酒で羽目外してるじゃないですか。
李白:何のことだ? 俺がいつ羽目外した?
杜甫:この間、「月が落ちる~!」とか言って池に落ちたじゃないですか。
李白:あれは違う! 水神さまに呼ばれて詩を献上しに行ったんだ!
杜甫:ウソつけ!「助けてくれ、杜甫!」って叫んでたじゃないですか。
李白:で、今日はおまえの詩を分析してみようと思ってさ。
杜甫:分析? 何ですかいきなり?
李白:おまえの詩は、まるで白菜の芯みたいだ!
杜甫:ん? それって褒めてないですよね? しかも、なんで白菜?
李白:芯がしっかりしてて地味だってことだ!
杜甫:あ~、地味って言わないでくださいよ。嫌いなんですよ、その言葉、
当たりすぎてて。
李白:でもさ、杜甫、おまえの詩はすごい!
杜甫:いえいえ、そんな。
李白:え~と、何だっけ、あの「春望」ってやつ、泣かせるねえ~!
杜甫:ほんとですか! どの部分が良かったです?
李白:・・・あれだよ、あれ、「春」とか「望」とか出てくるあたり。
杜甫:タイトルだけじゃないすか!
李白:俺の詩が天を揺るがす雷なら、お前の詩は心を潤す雨だ!
杜甫:いや~、それを言うなら、李白さんが雷で、僕は避雷針でしょ。
李白:まあ、俺が酒なら、おまえは米!
杜甫:なんですかそれ?
李白:つまり、俺たち、酒とおにぎり! 双璧ってことだ!
杜甫:いや、それ、ただの居酒屋メニューじゃないですか!
李白:でもさ、おまえはいつも俺を支えてくれる、感謝してるぜ!
杜甫:僕も李白さんには感謝してますよ。
李白:ほお、そうかい、くすぐったいな。
杜甫:李白さんみたいないい加減な人がいると、僕もちょっとくらい崩れてもいいかなって安心するんですよ。
李白:じゃあ、友情の証に今日は一杯おごってやる!
杜甫:どうせまた僕にツケ回すんでしょ?
李白:さすが、俺のこと分かってるな!
杜甫:分かりたくないわ!
李白・杜甫 :ありがとうございました~!
原作:Chat GPT
改編:泉聲悠韻