2024年10月15日、ブックオフグループホールディングスで起きた不正会計について、特別調査委員会における調査報告書が公表されました。
リンク先こちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9278/tdnet/2510548/00.pdf
1)まとめ記事から概要を把握する
不正会計の調査報告書はボリュームが多いですし、途中報告など何度も公表されるので、とりあえず最終報告書だけ読むか・・・となりがちです。
しかし、最終報告書だけでも長い・・・
しかたない、まとめ記事を読むか・・・
って、すでにまとめ記事だけでも長いんだが・・・という軟弱さですが、既に多くの方がこの件に言及されているので、まずは概要をつかむため、まとめ記事を探してみます。
われらがてりたま先生のまとめ(かなりわかりやすい)
おわりに、の、まとめが素晴らしいです。
朝日新聞系のサイト 図解もあり見やすい
2)AIにまとめてもらう(不正行為の概要)
まとめ記事を読んでみて、ふむふむ16類型の不正が29件あったのね、ただ影響額は限定的だったのか・・・と、結論はわかりましたが、so what?
そういうこともあるよねえ、気を付けないと、で終わるのではなく、ここから何を学ぶべきなのかが重要です。
となると、やはりもう少し読み込んで斟酌する必要があります。
・・・
164ページは長いので、まずはNotebookLMに調査報告書をつっこんで、「小学生にもわかるように」まとめてもらいました。
なかなかいいです。
3)AIにまとめてもらう(各不正の詳細)
各不正事例についても、まとめてもらいました。
さすがに29事例もあるためか、最後のほうはさじを投げられてしまいましたが、なかなか賢いですね。
4)監査役として何を言うべきかについてもAIに聞いてみた
調査報告書PDFで「監査役」を検索したところ、1か所しかヒットしませんでした。(それも、監査基準委員会報告書の「不正」についての引用箇所のみです。)なので、監査役として何をいうべきなのかについても聞いてみました。
すると、以下のような文例が出てきました。
報告書の160ページ以降、「第6 再発防止に係る提言」をまとめたようです。このあたりはインプットした情報からまとめるNotebookLMの限界といえますね。
ただ、どこに何が書いてあるのかが検索しやすく整理できましたし、まとめ能力はAIのほうがはるかに早くて簡潔です。
なんだかんだで9000文字を超える大作になったので(ほぼコピペですが(笑))、まずは読んでみたいと思います。