【コーヒー募金】TSURUMI こどもホスピスさんへ寄付をお届けしました。 #02 道のり編
社内にコーヒーマシーンを2台設置し、コーヒー代の代わりに
任意で寄付を募って近隣の福祉施設や団体へ寄付する、関西機器『コーヒー募金』プロジェクト!
この度、従業員の想いの詰まった総額35,056円を、大阪市鶴見区のTSURUMI こどもホスピス(公益社団法人こどものホスピスプロジェクト)様へお届けすることが出来ました!
今回の#02 道のり編 では寄付に至るまでの道のりをまとめました。
(#01 想い編 も是非ご覧ください 😊 )
―― 始める前からハードルあり…???
私たちは「寄付金を多く集めること」が目的ではなく、
従業員1人1人が「地域の人たちの為に関西機器は何ができるのか」を、自分ごととして考え欲しい! という目的でやっています。
しかし!
理想とは裏腹に、従業員に関心を持って頂くにはハードルがいくつかありました。
✅ 興味なさそうな人にも、関心を持ってもらうには?
✅ 強制ではなく、気持ちよく従業員全員に寄付してもらうには?
✅ 1年間、これからずっと寄付に関心を持ち続けてもらうには?
(継続して募金をして頂くには?)
――― おまけで "何かちょっとええ事する" 寄付!?
1回きりの寄付であれば、寄付しただけで "何かええことしたな~" と思うでしょう。
寄付した側もハッピーになりますよね。
でも、 毎日通う会社内の募金箱に継続して募金するって、相当強い意志がある人しか出来ないと思いませんか?
たとえそれが少額だとしても…
普通に募金箱を設置しただけでは、一過性の寄付活動になってしまう…💦
なので!
関西機器は寄付だけするのではなく、 福利厚生と組み合わせた 「おまけ」 要素を入れた運営を考えました!
――― キャッチフレーズは『やさしさの1杯分を寄付しませんか?』
関西機器のご近所にはサクッとコーヒーを買えるカフェはありません。
コンビニもちょっと遠い…。
みんな自販機の缶コーヒーを飲んでいました。
そこで、募金箱を設置する前に先ず、社内2カ所にコーヒーマシーンを設置!
従業員のみんなが自由に気軽に、淹れたてコーヒーを楽しめるようにしました。
従業員は飲み放題!
コーヒー豆、砂糖、ミルク等は会社で購入するので、何杯飲んでも無料!
で、そのコーヒー代の代わりに、ちょっと寄付しちゃいませんか???
という寄付運営にしました!
コーヒーも飲んで、ちょっといい事も出来る。
コーヒーを飲むタイミングで、自然に寄付のことについて考えられる。
ナイスーっ!
関西機器『コーヒー募金』プロジェクト!
結果は上手くいきました!🙌
寄付には興味の薄かった社員も、コーヒーマシーンに興味を持って寄付してみたり、
コーヒー飲む人は自然と寄付したり。
もちろん、従業員の温かい寄付の気持ちが根底にあってこそですが、
少しの工夫で、継続性のある寄付運営を実現することができました!
――― まさかの問題勃発……
ということで無事に従業員の協力も集まり、決算後の7月に1年分の寄付を集計!
キャッシュレス化の令和の時代に、こんな大量の小銭を見るのも久々。
集まった寄付額は15,056円。
小銭枚数、606枚。
お世辞にも高額が集まった訳ではありませんが、
600枚の小銭の枚数分、会社の誰かが寄付の事考えたんだな~と。
感慨深い気持ちになりました✨
と、ここまで大変順調でした。
が、ここで想定外の問題発生……。
両替。
そう。両替です。
小銭でも、お札でも同じ価値なのに…。涙
各銀行さんのご事情もお察しするところではありますが、
今回ばかりは従業員の想いのこもった小銭たち。
1円たりとも減らすことなく、集まった全額を寄付としてお届けしたい!!!!
ということで、関西機器は作戦を練りに練った結果、
「手数料のかからない数枚を、小分けに地道に両替する」
という関西機器らしいコツコツ戦法で乗り切ることに。(笑)
――― 寄付の先のこどもたちに想いを寄せて
時間はかかりましたが、コツコツ両替作戦を無事に終え、寄付の準備が整いました。
この想いの詰まった寄付を誰に届けるかを、従業員全員で決めることにしました。
いくつか寄付先を絞り、全員で投票。
そして集計の結果、
TSURUMI こどもホスピス(公益社団法人こどものホスピスプロジェクト)様へ寄付をお届けすることが決まりました。
寄付先を決める際、「地域の方々に喜んで頂ける事」を条件に、意見を出し合いました。
視覚障害の方への支援、高齢者の方の為の設備、地域のこども食堂の運営、青少年の巣立ちへの支援等々、色んな意見が集まり、
意識して周りを見れば、自分のすぐそこに、支援を必要としている方々が大勢いらっしゃるんだなー…と、改めて気付かされました。
今年度は、TSURUMI こどもホスピス さんへの寄付になりましたが、関西機器はこれからも寄付活動を続けます。
今回の寄付活動を通して、色々な学びがありました。
地域に目を向け、困っている方々に気付き、声を掛けられる。
そんな会社でありたいと思います。
そして、長期の治療や入院生活を送られている子どもたちやそのご家族が、健やかな時間を過ごせますように。
関西機器がなぜ寄付を始めたのか、どんな想いがあったのか。
#01 想い編 にまとめていますので、こちらも是非ご覧ください😊
私たち関西機器だけではとても小さな活動ですが、企業規模に関わりなく、多くの企業が動き、集まれば大きな力に変わっていくと思います。
この地域で寄付活動の連鎖が広まることを願って。