2021年度8月度 活動レポ✏️

実施日時:2021年8月22日 13-17時 @Zoom
今月の活動では模擬交渉をしました!

交渉中にアンカリングの罠に掛かったり、固定概念に縛られたりしないようにしたい…!という願いを込めて、アイスブレイクに「水平思考ゲーム」をしてから本題に入りました。

ケースは「肉のまつ木」🍖

今月は、初めて弊会オリジナルのケースを作って、模擬交渉をしました。
ケースは名付けて「肉のまつ木」!!!
どんなケースかというと、

学祭で模擬店を出店したい大学生が、大学近辺では有名な精肉店である「肉のまつ木」へ仕入れ交渉へ行く

というものです。とってもシンプルだけど、だからこそ色んな合意の形を見られるかなぁと期待して作りました!

フレームワークを使って交渉準備

「交渉は準備が8割」、なんてよく言われる通り、交渉における準備の重要さは筆舌に尽くし難い…!
ということで、事前準備をしやすいように、フレームワークを用意しました👀

今回使ったフレームワーク

・Mission、ZOPA、BATNA
・相手からどういう情報を得られたら信頼できるか
・自分が相手に信頼してもらうために開示する情報の選定
・リスクになり得るのは何か

弊会幹部のペンギンが技巧を凝らして作ってくれたオリジナルのワークシートが、このフレームワークを使って考えるのに大活躍!(身内ながら本当によくできたワークシートでした…)

実際に参加者の皆さんの交渉を見ていると、フレームワークを使って準備したことが交渉に十分に活きていて、軸のある交渉ができていたなぁという印象でした。

活動を終えて…

実は今回の模擬交渉では、敢えてシンプルなケースを用いることで、クリエイティブ・オプションを考えやすくしたいという思いがありました。

しかし、実際の合意内容を聞いてみると、価格や数量に関する交渉が主に為されていたようで、「自由な発想」が少なかったように思われました。

これは、ケースの作成段階で、私が肉の価格相場や目標売上金額などを具体的に示してしまったからかもしれないと反省しています。
あるいは、活動開始段階から参加者の方に「クリエイティブ・オプションを意識してみてほしい」とあらかじめ言っておいてもよかったかもしれません。

一方で、大学生の参加者が多かったため、今回の学祭ネタは役になりきって考えやすいものではあったようなので、その点は良かったかなと個人的に感じています。

毎回の活動で、良かった点や反省点はそれぞれ必ず出てきますが、次回以降の活動をより良くするための材料とさせていただきます!
今回参加してくださった方、ありがとうございました!!!

毎月進化を続ける弊会の活動に、皆さんもぜひお気軽にご参加ください😊



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関西交渉学研究会
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