子連れMBAでTAをしてきました!
交渉学研究会・代表のゆっぴです!
先日「子連れMBA」内の交渉学講座に、TA(Teaching Assistant)として参加させていただきました。
子連れMBAとは?
ー 子どもと一緒だからこそ「自分らしい仕事を創る人=Makers of Business Art(MBA)」 を目指す、みんなで創るラーニングコミュニティ(学びあいの場)です。
https://kodure-mba.puchigachi.com
自分の先輩がTAとして参加しているのを見て、私もいつか参加してみたいなぁと思っていた子連れMBAにとうとうお邪魔することができました。
私自身様々なオンラインイベントに参加してきましたが、お子様をあやすためにゆらゆらと揺れ動きながら講義に参加されているママさんばかりだったのが印象的でした。並んだ枠内で、あんなにも人が動いているウェビナーはなかなかありません。
グループワークにもお邪魔させていただいたのですが、子連れでMBAに参加される方はやはりパワフルさが段違いで、ファシリテーションの必要もないくらい(!)活発に意見を出し合っていただきました。
それでは、講座を振り返ってみようと思います。
子育て中の方の「交渉」のイメージ
私はこの点に関して、今までの交渉学講座との違いを感じました。
交渉学の講義の最初には必ずと言っていいほど「交渉」のイメージを聞きます。交渉、と聞いてどんなイメージを持ちますか?というような質問です。
このとき、ビジネスシーンや価格交渉が思い浮かぶ、と答える人は多いです。
しかし、今回の参加者は育休中の方がほとんどだったことから、
・家庭内での家事分担交渉
・子どもとの、生活の中での交渉
などのイメージが多く聞かれたのが、今までのどれとも違ったなぁと思いました。
自分がどう感じたか、分かっていただろうか
交渉学の学習プログラムには、実践的学習方法が採られています。そのため、弊会の勉強会などでも具体的なケースを用いて模擬交渉を行います。
その際に、自分自身がケースに対してどんな印象を受けたかを客観的に分析することが大切です。もし、自分がそのケースの状況にポジティブな印象を受けたのなら、その印象に引っ張られて、リスクなどのネガティブな情報を見逃しやすい心理状態になっている可能性があります。反対に、初めに抱いた印象がネガティブだと、得られるメリットの存在といったポジティブな情報を受け入れにくくなっているかもしれません。
人の感情は自然に発生するため、この「最初に抱く印象」を操作することはできません。ですが、印象を客観的に認識しておくことで、見逃しがちな情報に意識を向けてカバーすることができます。
交渉は情報戦。情報量が何よりも大切なのです。
値下げしてほしい時はどうしたらいい?
今回使用したケースは、自身が営業をかけた先で先方から値下げの依頼を受けた場合のものでしたが、もし自分が値下げしてほしいというときにはどうしたらいいか、という質問がありました。
先生の回答は、「価格の話をしたい時こそ価格以外の土俵を用意しろ!」でした。
価格の話をしたい時にその話しかしなければ、お互いの主張は “安くする/しない” の二者に限られ、綱引きのようになってしまします。だから、価格以外の土俵を用意し、そこで新しい価値を創造していくことで、相手に値下げについて納得してもらうことが有効だろうということでした。なるほど〜
私は、今回参加されていたママさん達のような、子育ても仕事も楽しめる女性になれるだろうか…と将来に漠然とした不安を抱きながら、TAを終えました。
キラキラ輝くような今を生きている人を見ると、どうしても自分がちっぽけに感じてしまいますね。もっと強くならないとと思います。
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