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インバウンドにこそ増税を! (2)

(前回からの続き)
お金持ってる海外からの旅行者の皆様から、よりたくさんのYENをいただくために、すぐにでもできることを3つ提案しますね。

 もちろん、私がかつてタイのアユタヤで体験したような「観光施設の入場料を外国人専用に高く設定する。ほんでもって地元民は裏口からタダで出入りする。」
 なんてことを推奨するつもりはございません。そんなことすりゃあ国際的な信用を失いかねません。

 ① 消費税免税の廃止

 ただでさえ、円安で「Wow! Everything is so cheap!」てな感覚なのに、なんでそこで消費税まで免除してあげてダメを押す必要があるのでしょうか。

消費税免税制度改正のお知らせ(令和5年4月1日施行)|消費税免税店サイト (mlit.go.jp)
 
 そもそも、消費税なんてものは「買い物や食事の行動に対する罰金」だから、爆買い抑制するには、「3個以上のまとめ買いには、消費税を3倍にする」くらいやればいいのですよ。
 それでも大量に買う人は買いますって。

 それで、その分、生鮮食料品の消費税をゼロにしてくれたら、我々国内で暮らす一般ピーポーは助かるじゃないですか。

 生きていくために必要な生鮮食料品に消費税(買ったら罰金)を科すというのは、為政者は本来やってはいけない最大の悪手であって、「少子化対策だから」とか「国防のためだから」とかいう理屈が通るレベルの話ではないのです。

 ② JAPAN RAIL  PASSの廃止

 あらかじめ購入しておけば、日本に滞在中、JRが乗り放題になるフリー切符のこと。7日、14日、21日の3種類があって、基本的には旅行前に購入する。もちろん日本人や、日本在住の外国人は使うことができません。

 JAPAN RAIL PASSとは? | ジャパン・レール・パス | JAPAN RAIL PASS

 日本の鉄道料金が海外の方々にとっては高いから、ということで導入されたフリー切符だけど、国が衰退してしまった今となってはもう不要なシロモノでしょうよ。

 訪日観光客の皆様も我々と同様に、正規の料金で切符を買って移動してもらうべきなのですよ。
 JRの窓口業務が忙しくなるからフリーパス利用してくれた方がありがたい、とおっしゃるのなら、せめて価格をドル設定にしなさいね。

③ 出国税をドカンと払っていただく

 関空からにしろ、成田からにしろ、日本でさんざん安い物価を享受していただいたのだから、最後の最後でチップ代わりに出国税を3万円払って帰っていただきましょう。

 日本人が海外に出国する際は、パスポート提示で免除ということにすればOK。

 帰国便に搭乗するためのチェックインの際に出国税を現金で払っていただく方法なら、何の手間も増えません。

 年間1千万人の訪日旅行者から出国税3万円を徴収すれば、3000億円の増収となります。
 「皆様の出国税は少子化と国防と教育に有効に活用します」ってポスターを空港に貼りまくってね。

 もちろん、教育に有効に活用するというんだから、「部活動外部顧問の予算を10倍にする」というのも含んでおいてくださいね。
 時給1600円、年収24万円なんて、世界最貧国の労働者かよ俺は!

 あの世にいらっしゃるA首相、いかがでしょうか?


 


 

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