6月3日(金)のニュース拾い読み進行台本
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
動画とポッドキャスト(音声)でこのニュースを読み上げ&解説していますので、ご利用ください↓
↓音声のみ
6/1時点の実効再生産数0.9(全国値)
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
検査陽性者(新規):前日比 +22,661
入院治療等を要する者:前日比 -11,404
退院・療養解除:前日比 +38,046
重症者数:前日比 -3
死亡者数:前日比 +35
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
政府方針 最低賃金1000円以上目指す
政府は最低賃金の引き上げについて、2025年度には全国平均で時給1000円以上を目指す目標を検討していることがわかった
賃上げは岸田政権が掲げる「人への投資」の柱の1つで、具体的な時期を掲げることで後押しする考え
この目標を今月7日に閣議決定する「新しい資本主義の実行計画」の工程表に盛り込む方針
従業員死亡 すき家 早朝のワンオペ廃止へ
牛丼チェーンすき家で今年1月、女性従業員(50代)が「ワンオペ」と呼ばれる1人勤務をしていた際に倒れ、その後死亡したことがわかった
女性従業員が1人で勤務していたのは午前5時から9時の間で、午前9時ごろに出勤した従業員が発見、その後死亡が確認され、死因は心筋梗塞だった
すき家は、これまで深夜帯は複数での勤務体制を徹底していたが、今回の事態を受けて朝の時間帯の「ワンオペ」も廃止する方針を決めた
島根原発2号機 再稼働へ
島根県の丸山知事は、2日の県議会で再稼働に同意する考えを表明
松江市の島根原子力発電所2号機は、全国で唯一、県庁所在地にある原発
島根県の丸山知事は「産業や生活のために電力を維持する必要があり、現状では原発が一定の役割を担う必要がある。再稼働は現状ではやむをえないと考え、容認する」と2日の県議会で述べ、再稼働に同意する考えを表明
島根原発2号機は、原発から30キロ圏内の人口が45万人余りと全国の原発で3番目に多い
島根原発2号機は、平成元年2月に営業運転を開始
原子炉の型は、福島県にある東京電力の福島第一原発と同じく原子炉で熱した水から蒸気を発生させてその蒸気でタービンを回す「沸騰水型」で、出力は82万キロワット
中国電力は島根原発2号機について、新たな規制基準に対応するため「津波の被害を受けないよう高台に追加の非常用電源などを整備」するほか、「想定される地震の揺れの大きさにあわせた施設の耐震性を強化する」ことや「重大な事故の際に原子炉の格納容器が破損するのを防ぐため、放射性物質の飛散を抑えながら容器内に充満した気体を外に放出する『フィルターベント』という装置を新設すること」など、安全性を高めるための工事を今年度中に終える計画
( #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 )