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8月9日(火)のニュース覚え書き

ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。

8/7時点の実効再生産数1.02(全国値)

新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。

実効再生産数とは「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を表す指標。計算式は「(直近7日間の新規陽性者数/その前7日間の新規陽性者数)^(平均世代時間/報告間隔)」。平均世代時間は2日、報告間隔は7日と仮定(2021年12月31日以前では平均世代時間を5日と仮定)。リアルタイム性を重視して流行動態を把握するため、報告日ベースによる簡易的な計算式を用いている。精密な計算ではないこと、報告の遅れに影響を受けることに注意。モデルと監修は北海道大学大学院医学研究院・西浦博教授。計算式の詳細は[西浦教授の公開するGitHubリポジトリ](https://github.com/contactmodel/COVID19-Japan-Reff)を参照。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

PCR検査人数:前日比 +114,699
検査陽性者(新規):前日比 +206,463
検査陽性者(新規)/PCR検査人数:1.8000418487
入院治療等を要する者:前日比 +19,665
退院・療養解除:前日比 +169,903
重症者数:前日比 +4
死亡者数:前日比 +154
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。

継続して新型コロナウィルス感染の数字データを追っていますが、新たにPCR検査人数における新規陽性者の割合を独自に算出するようにしてみました。ところが、この数値が1を超える、つまり検査数より発見される陽性者の数のほうが多いという事態がこのところ続いています。これはPCR検査で陽性が明らかになるタイムラグが関係しているのではないかと思われますが、いずれにしても異常値であるということ、すなわち感染が危険な状態になっているということを示す数値でもあるかと思いますので、注視していきたいと思います。

中国軍 台湾攻撃の軍事演習“継続”へ

中国人民解放軍は8日、台湾周辺の空域と海域で新たに軍事演習を行うと発表した。

7日はペロシ米下院議長の台湾訪問への対抗措置として実施した演習の終了予定日となっていた。

人民解放軍の東部戦域司令部は、対潜水艦攻撃や海上からの奇襲に焦点を当てた合同訓練を実施すると発表した。
https://jp.reuters.com/article/china-military-drill-idJPKBN2PE07U

ペロシ米下院議長の訪台に際して行っていた中国軍の台湾近海における演習が延長されるというニュースです。引き続き緊張状態が継続するということなので、心配です。

厚労省 10月から新ワクチン接種ヘ

厚生労働省の専門部会は8日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した改良型ワクチンの接種を、10月中旬以降に開始する方針を決めた。対象は2回目までの接種を終えた全世代を想定しており、費用は公費で負担する。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080800905&g=soc

新型コロナのワクチン接種4回目も進んでいるところですが、オミクロン株に対応した改良型ワクチンに関する提供時期のアナウンスがありました。実は手元に4回目接種の通知が来ているのですが、私の地域ではすでに大規模接種会場を開設もなくなり、予約しにくい個人医院での接種となっていたこともあり、予約を取るか取らないかでいろいろと逡巡していたところでした。現行のワクチンでも重症化が防げる効果はかなり期待できるようですが、できればオミクロン株に対応した改良型ワクチンのほうが良いのではとも思ったりと、少し調べて悩んでみたいと思います。

スポーツ3団体 性的少数者の新規定示す

昨年(2021年)の東京五輪・パラリンピックで実施されたスポーツ国内競技団体へのアンケートで、性的少数者への規定に関する現状が明らかになった。
アンケートは、東京5輪・パラリンピック大会で行われた競技を統括する54団体を対象に共同通信が実施。
性的少数者への規定については、「東京大会以前からある」が18.9%、「規定はないが策定を検討中」が43.4%だった。
また、卓球・柔道・馬術が、東京大会を機に、LG BTQなどの性的少数者への差別的な言動を防ぐ規定を新設したことがわかった。
TOKYOMX TV「堀潤モーニングフラッグ」

オリンピック・パラリンピックがレガシーを作るという意味では、こうしたマイノリティへの対応による大転換があることを期待していたのですが、一定の効果はあったものの、なかなか差別をなくすところまでには至っていないというのがこの調査の結果だったのではないでしょうか。
54の競技には、それぞれで平等を前提とした性差別が行われていたはずですが、まったく新しいスタンダードを構築するぐらいの考えでなければ、この問題を解決できないのではないかとも思っています。
一方で、ジェンダーフリーの考え方が浸透した世界では、逆に旧来の男らしさや女らしさを訴求するスポーツや嗜好などはどう扱われるのかということにも興味が湧いてきました。


( #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 )

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