還暦ゴルファーの共生記 「心穏やかに生きるのは難しいのか…。」
こんにちは。還暦ゴルファーです。
夫婦揃って癌との闘病&共生真っ只中の私達。
先週の火曜日は私の定期検診の日。転院後初めてのCT検査に少し緊張しながらも、担当Dr.のお顔を見るのが楽しみでもありの検診です。
治療後に撮ったPET画像と比較しながら説明が進みます。「…ん?結論から言わないのは、何か気になる所見でもあるのかしらん?」と不安を掻き立てられる私。
蓄膿症の痕跡や甲状腺の腫れ、肺の穴の様な物(治療前からあるやつ)と説明が進み、「気になる所見はありませんね!」「血液検査の結果も非常に良いです」と一番聞きたかった言葉を頂きました。
無事クリアです!
今再発する訳にはいかない事などもお話しして、眠剤の処方もお願いしました。私が罹患した「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」の場合、2年を無事経過すれば再発の可能性がほぼ無くなるという事が最近のデータとして上がって来ているので頑張りましょうとのお言葉も。
親身になってくださるDr.の元で治療を受けられる事の幸せを噛み締めます。
一方の主人はYouTubeなどで「直腸癌手術後の排便障害」などを見聞きして、不安な毎日を過ごしています。「トイレから離れられない」「排便障害を思うと好きな物も食べられなくなった」など、社会生活も日常生活も手放さざるを得なくなった方々の事を初めて我が事として捉えています。
私はと言うと、そんな主人を側で見ているしか出来ない事にずっと胸がザワついています。
中々に苦しいものですね。
自分が当事者だった時は病気と向き合うだけで済んでいましたが、家族として癌と向き合う難しさは全く別物です。
私が闘病中の時の主人の気持ちも、分かっている様でいて何も分かってなかったのかもしれません。半年は本当に長かったと思います。
そんなこんなで、手術までの期間は出来るだけラウンドしたい!というリクエスト。暑さにめげずラウンド予定を一杯入れています。
翌9/9月曜は守礼カントリーでのラウンド。
到着時から雲行きが怪しかったのですが、2H終了時に猛烈な雷雨。しばらく待機していましたが、中止する事にしてカートのナビからSOSの連絡。ゴルフ場の方が雷雨の中バイクで迎えに来て下さり、カートで付いて行きました。
このホール終了後、一気に雷雨が。私達の前を行っていたおじいちゃん達は、そのままラウンドを続けていました。ビックリです!
受付へ行って聞いてみると、ラウンド料金は3Hまでなら無料との事。有り難いです。その上、お風呂にも入って下さいと有り難いサービス。
楽しみにしていたラウンドが中止になってしまったのは本当に残念。。
お風呂から上がって、靴を洗いに出て行ったら、ちょうど前の組のおじいちゃん達が帰って来たところでした。
こんな時間まで粘っていたのですね…。
残念さは私達より遥かに大きい様子。
「まだ食堂は開いてないしなぁ」と何とも名残惜しそう。恐らく毎日楽しみに待ち侘びた、この日のラウンドだったのでしょう。
私達にも、こうやって歳を重ねてから友人とゴルフを楽しむ時間は与えられているのでしょうか。残された時間がどれだけあって、どんな時間を過ごせるのかわかりませんが、心穏やかに過ごしたいものです。
ですが、身体に痛みや生活に苦痛があれば、それも難しいのでしょうね。
ずっと「お金は無くとも健康で家族仲良く過ごせれば、それだけで十分」と思って来たけれど、歳を取ると健康こそが難しいのだと思い知らされます。
ここから先は「心穏やかな毎日を過ごす」と「悔いなく楽しく」を心に刻んで日々を過ごして行ければと思います。
【朝の風景】
仕事が週3日になった事や、雨などで、散歩に出られる日が減っています。
しばらくするとバラバラと雨粒が落ちて来ました。背後から雨雲が近づいていたのです。慌てて帰路につきます。
すぐに雨は上がり、少しずつ朝日が顔を出します。橋を渡った所で、深呼吸をして【朝日のパワーを取り込む計画】発動です。
届け!細胞の隅々まで!!
ヘッダーの写真は、ベランダから見たある日の夕焼け。部屋の中がオレンジに染まるくらいの夕焼けに、慌ててベランダに出てみました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。一昨日から左目下瞼がピクピクと痙攣していて気持ち悪いです。ちょっとお疲れモードかも知れません。皆さまもリフレッシュしながらお過ごしくださいね。
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