【甘楽のすてきなハンドメイド作家】木製アクセサリー「樂-ROKU-」を紹介!
\今回紹介する、甘楽町の芸術家はこちら!/
みなさんが「アクセサリー」と聞いて想像するのはどんなものでしょうか?
きらきらした金色のイヤリングや、つやつや銀色のネックレスなどなど……
木でできたアクセサリーというと、雑貨店等で見かけはしても、
あまり身近には感じませんよね。
しかし今回ご紹介するのは、
ここ甘楽町で木製アクセサリーを手作りされている浅香さんご夫婦(照道さん・幸子さん)の「樂」!
「樂」と書いて「ROKU(ろく)」と読みます。
おふたりのお話やこの記事を通して、
みなさんに木製アクセサリーへの関心を抱いていただけたらと思います!
◇”木製アクセサリーの魅力”について紹介!
「樂-ROKU-」の作家・浅香ご夫婦に、木製アクセサリーの魅力について語っていただきました。
▶木のもつ神聖性
ほかと異なる木製アクセサリーの魅力。
それは、木のもつ神聖性にあるようです。
なんでも購入者の方々は、木のアクセサリーに
「お守り」としての効果を感じるそうです。
ころんとした、アクセサリーとしての木に触れていると、
なんだか安心したり、心が落ち着いたりするんだとか。
木の神聖性は、作り手である浅香さんたちも感じるそうです。
というのも、「木」は世界中で、その内に眠る特殊なパワーを
信じられているんです。
たとえば上の画像で、中央の黄色いアクセサリー。
これは「イエローハート」という外国の木からつくられているのですが、
イエローハートはまたの名を「幸運の木」というのです。
このほかにも世界には、「生命の木」「延寿の木」のように、
さまざまな特殊なパワーを名に冠する木がたくさんあります。
日本では「ご神木」のように、神様が宿るものとして、
重んじて扱われることもありますね。
浅香さんは普段、こういった木に直接触れて、アクセサリーをつくります。
そのとき、木に宿るパワーを指先から感じることが何度もあるそうです。
木というものは本当に、そばにある者を守ってくれるような
神聖な力をもっているのですね。
▶アクセサリーとしての「木」
浅香さんご夫婦が「樂-ROKU-」を創設したきっかけには、
照道さんが家業として取り組んでいた林業が影響しているそうです。
林業は、山の木を切ることを仕事にします。
近年では木の過剰伐採が問題視され、山を守ることが唱えられていますが、
世界では、林業も重要な収入源。
先人たちがのこした木々を適切に用いて生きていくことも必要なのです。
浅香さんご夫婦は「森とともに生きる」の信条を掲げています。
木のアクセサリーで人々を楽しませることを通じて、
木へ関心を持つことをより多くの人に伝え、
最終的には、次世代のための山を守ることを目指しているそうです。
◇”樂-ROKU-”のこだわりについて紹介!
「樂-ROKU-」が木製アクセサリーを制作するうえで心がけていること。
それは「つながり」を大切にすることだそうです。
ブランド名になっている「樂」という漢字は、現代の「楽」の旧字体
(現代の簡単な漢字に代わって、むかし使われていた難しい漢字)です。
明治ごろ、日本はそれまでの複雑な漢字を使うのをやめて、
今の簡略化した「当用漢字」を生み出しました。
それなのに、難しい「樂」をあえて使用したのは、
この「樂」の字には重要なものが隠されているからなんです。
それは「糸」の漢字。
糸と糸で結ぶかのような、
人とのつながりや、神聖なものとのつながり。
「樂-ROKU-」がこだわって大切にしているものは、
そんな素敵な「つながり」なのです。
◇最後に”お店の情報”を紹介!
「樂-ROKU-」ではオリジナルの木製アクセサリーを
制作してもらうことができます。
これまでの情報から、もし少しでも関心を持っていただけたら、
ぜひ「樂-ROKU-」の各イベントでの出店に、
足を運んでみてくださいね。