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やりたいことがわからない

やりたいことがわからない、と学生は言う。

そうだよね、
だって自分の方向を自由に選んでいいよと言われるのが就職活動。

今まで、数字で判断されてしかも正解は明確。
1+1=2で結論が明確だったのに、
やり方も方法も完全なる正解はない。

自分自身の曖昧なところ+仕事の見えない曖昧なところ=就職だから

曖昧さに慣れていないこともあるかもしれない。

大人だって、絶対にこの仕事に就きたいから就いている、という人は
それほど多くはないのだ。

たまたまな出会いや、たまたまされた話で決まっていくことが多いのだ。

だったらどうしたらいい?となるかもしれない。

それには普段からまわりに興味や関心を持つことや、
今世の中に起きていることはなぜなんだろうと、
自分の頭やこころで考えることが必要だと思う。

そして社会でどのように貢献したいか
また移り行くスピードが速い世の中で、自分がどのようなことに携わったらいいか、考えていくことが大切だとも思う。

そして、仮決めでいいから行動していく。

仮決めでいいのだ。

仕事をしたら、その仮決めはまた変化していくかもしれない。
変化もこれからは必要だ。
ただ、その会社で自分がやり切ったなと思う実感があればなおいい。

世の中この先どうなるかわからない。

それでも、仮決めで動く。
自分で自分の選択、自分の中で府落ちして決めることが大切だ。

学生には、その仮決めできる世界が無限に拡がっているのだ。
自分で枠を決めずに、どんどん挑戦していってほしい。

いずれは
あたなたの時代がやってくるのだから。

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