食べ過ぎた!?お正月太りを解消
年末年始に食べ過ぎた!?早めにリセットを!
年末年始は、一年の中でも特に食べる機会が多い時期・・・
久しぶりの知り合いとの会食や親族の集まり、会社の忘年会や新年会など、ごちそうやお酒が続き、つい食べ過ぎてしまった方も多いのではないでしょうか?その結果、体重が増加してしまいがちですよね。
そのまま乱れた生活リズムを放置すると、増えた体重が定着してしまい、元に戻すのがどんどん難しくなってしまいます。
大切なのは、早めに対策を始めること!
年末年始の食べ過ぎや飲み過ぎが原因であれば、生活を通常のリズムに戻すだけでリカバリが可能です。
「もういいや」と諦めるのではなく、今できることを少しずつ始めてみませんか?早めの行動で、体も気分もスッキリ取り戻しましょう!
体重増加は生活習慣に問題アリ?
お正月太りだけが原因ではなく、普段の生活習慣が体重増加につながっている場合もあります。
忙しい日々の中で、気づかぬうちに「太りやすい生活習慣」を続けているのかもしれません。
例えば、以下のようなことに心当たりはありませんか?
夜遅くに食事をとる
運動不足で体を動かす機会が少ない
間食や甘いものが多い
ストレス解消のために食べ過ぎてしまう
これらの習慣が積み重なることで、脂肪が蓄積され、体重が増加しやすくなります。これ以上体重を増やさないためにも、まずは日々の生活習慣を見直すことが重要です。
そして、リバウンドを防ぐためには無理をせず、コツコツと改善を重ねていくことがポイントです。
リバウンド防止!体型を維持する毎日のポイント
① 食べる物の量より質を意識しよう
本来ダイエットとは、減量のためにただ食事を減らすことではありません。体が必要とする栄養をしっかりと摂ることが成功のカギです!
特に、たんぱく質やビタミン、ミネラルを意識して、バランスの良い食事を心がけましょう。栄養バランスが整うことで満足感もアップし、結果的に間食や過食を防ぐことができます。食べ過ぎないことは大前提ですが、量だけに着目せず「何を食べるか」を大切にしましょう。
② 夜遅くまで食べない習慣を作る
夜遅くに食べると、脂肪が蓄積されやすくなるだけでなく、胃腸への負担も増加します。また、睡眠中に体が修復や回復する時間を邪魔してしまうこともあります。夕食はできるだけ就寝の3~4時間前に済ませるように心がけ、夜遅くの間食は控えましょう。
どうしてもお腹が空いてしまう場合は、糖分無し、カフェイン無しの温かいお茶をゆっくり飲んでみてください。食欲が落ち着く場合があります。
本当に体が必要としているのではなく、報酬として脳が欲しがっているだけの場合が多々ありますので、お茶を飲むだけでも満足する時がありますよ。
③ 毎日体重を測る習慣を持つ
体重は日々変化します。毎日決まった時間に、決まった条件で測定することで、自分の体の変化に気づきやすくなります。
たとえ体重が増えた場合でも、すぐに対策を取れば大きなリスクを防げます。
体重の数値はあくまで目安です。増えた数値が必ずしも脂肪分とは限りません。体重計の数値に極端に一喜一憂せず、健康的な体づくりを目標に取り組みましょう。
④ ストレスをため込まない工夫を
ストレスは、過食や代謝の低下を引き起こす大きな要因の一つです。
リラックスできる時間を意識的に作りましょう。
お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、軽い散歩をするのもおすすめです。心の健康を整えることが、ダイエット成功の鍵になります。ダイエットは期間限定のみで行うものではありません。
自分の健康のためにも、無理のない範囲で続けられるよう、楽しく取り組むことを心がけましょう。
自分の体質を知って漢方薬を利用♪
無理な食事制限や過度な運動は、かえってストレスや体調不良の原因にもなります。
そんなときは、自分の体質に合った漢方薬を利用することで、自然な形で体も心も整えることができます。
以下の漢方薬は有名な漢方薬ですが、漢方薬はたくさんの種類があり、合う合わないがありますので、自己判断せず必ず専門家に相談の上、ご利用くださいね。
①むくみをスッキリ解消したい方へ
・防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分代謝を改善し、体内に溜まった余分な水分を排出してくれます。
特に下半身のむくみが気になる方、尿に濃い色や臭いが強い人、膝に水が溜まって痛みが出る人などにおすすめです。
・五苓散(ごれいさん)
体内の水分バランスを整え、むくみだけでなく、めまいや頭痛、二日酔いなどの水分代謝の乱れにも効果的です。余分な水分は排出しますが、必要な水分は保持する役割もありますので、むくみはもちろん、逆の脱水症状の時にも使える便利な漢方薬です。
②冷えを解消して温かい体づくりを
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷え性や貧血気味の方におすすめ。血の巡りを改善し、手足の冷えやむくみ、生理不順、貧血時のめまいやPMSにも効果があります。
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)極度の冷えに悩む方に最適。特に冬場に手足が氷のように冷たくなる方に効果が期待できます。手足の指先の血行不良により、しもやけやアカギレで悩んでる方、冷えすぎてお風呂に入った時に、温度差でじ~んと痺れるような感覚のある方にも。
③ストレスを和らげ、心を落ち着けたい方へ
・甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
不安やイライラ感、軽い不眠症状がある方におすすめ。お腹の底からつきあげてくるような強い不安感やパニック症状、動悸、わけがわからず急に涙がこみあげてしまうような感覚に。
自分でも気づかぬうちに、冷蔵庫の中のものを手当たり次第に吐き気がくるほど食べてしまったりすることも。
心を穏やかにし、強いストレスや不安感を軽減します。
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
緊張や不安感が強い方に効果的で、ストレスが原因の過食や動悸にも役立ちます。また現代の方に多い、スマホやタブレットの長時間使用で眼を酷使してしまう方にも効果があります。
寝つきはよくても、途中で目覚めてしまう中途覚醒型の不眠にも。
④肝臓の数値が気になる方へ
・柴胡剤系(さいこざいけい)
柴胡剤もいろんな種類がありますが、ホルモンや肝臓系に効果をあらわします。たとえば、小柴胡湯(しょうさいことう)や柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などは、肝臓の働きをサポートし、解毒や代謝を促します。肝臓の負担を減らすことで、体全体の調子を整えてくれます。
⑤便秘がちな方におすすめ
・大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)
即効性があり、頑固な便秘に効果的です。
ただし、強い効果があるため、長期使用には注意が必要です。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
慢性的な便秘や胃腸の弱い方に適しています。
体を温めながら腸の働きを優しく助けます。
夕方になると足が怠くなったり、足の裏が火照ってしまうような方にも。
⑥食べ過ぎによる胃腸の荒れや口内炎が気になる方へ
・半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸が荒れたときに効果的です。
胃の不快感や下痢、口内炎の改善に役立ちます。
最後にアドバイス
ダイエットは、体重を減らすことが目的ではなく、健康的な体を作ることが本当のゴールです。ただ、原因を見極め、自分に合った方法を見つけて続けるのは一人では難しいものです。
「漢方まりも」では、体質やライフスタイルに合わせたカウンセリングを行い、お一人おひとりに最適なアドバイスを提供しています。
ブログの中でご紹介した漢方薬をご自分で選んで試したとして、効果が早く出る方がいる一方で、
「試してみたけど効果を感じなかった」
という方も少なくないと思います。
実は、漢方薬は体質や状態に合っているかどうかで効果が大きく変わります。合っているものを選ぶと、驚くほど早く変化を実感できることも多いんです!
「自分に合った方法がわからない」
「一人ではなかなか続けられない」
と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「漢方まりも」では、専門的な視点からあなたに最適な方法を見つけるお手伝いをします。
理想の体型と健康を一緒に目指し、毎日をもっと快適に過ごしましょう!