OMORI 2019 build restoration Mod 日本語版リリース!
OMORI 2019 build restoration Modの日本語版がリリースされました!!!
2019 Buildとは?
2019 Buildとは、OMORIのリリース直後のデータであるV1.0.0のimg/charactersフォルダ内に存在したデータのことを指します。このデータをOMORIのゲームエンジンであるRPGツクールMVで開くと、このプロジェクト名が”OMORI_2019_MARGE_TEST”であることが確認できます。詳しくは下記の動画をご覧ください↓
OMORI 2019 build restoration Modについて
Trailerはこちら↓
mods.oneの紹介文に日本語での説明を記載していますが、ここでも簡潔に述べておくと
・2019 Build内のイベントまたはその修正
・2019 Build内にて存在が示唆されているイベントの復元
・ファイル内の開発者メモ等に基づいたイベントの復元(2019 Buildに関連しないものも含む)
といった内容を含むModとなっています。
Modの導入手順について
「OMORI Mod 導入方法」などでググれば出てくると思いますが、当記事においても説明を載せておきます。Steam版でのみ使用可能、Windows向けの説明です。
1.OneLoader V1.4.1の導入
OMORIのModを導入するためには、Modを導入できるようにするためのModローダーが必要で、OneLoaderがそれにあたります。
上ページにアクセスし、OneLoaderをダウンロードします。ここで注意しておくべきこととして、必ずV1.4.1以降をダウンロードしてください。このバージョンから、他言語でのMod導入の際にダイアログファイルに正常にパッチが当たるように修正されました。これ以前のバージョンでは本Modが正常に動かないと思われます。
ダウンロードが完了したら、ファイルを展開。
次に、OMORIのゲームファイルを開きます。Steamのライブラリを開き、右クリックしてプロパティを選択。
インストール済みファイルの項目を開いて、「参照」の欄をクリックすると、エクスプローラーでOMORIのゲームファイルを開くことができます。ファイルの中身はこんな感じ。
そして、展開したOneLoaderのwwwフォルダをOMORIのゲームファイルにドラッグ&ドロップし、OMORIのwwwフォルダを置き換えます。
「index.htmlという名前のファイルが存在します」といった表示が出ればOK。「ファイルを置き換える」を選択して置き換え完了。
ここで一度OMORIを起動してみましょう。
OMORIの起動時に見慣れないロード画面が挟まり、
OMORIのタイトル画面の左上にこんな感じで情報が記載されていれば正常に導入完了です。
なお、初回起動時に左上に青い何かが表示されると思いますが、どちらを選んでも大丈夫です。これはOneLoaderの自動アップデートに関する設定で、Enableならオン、Disableならオフになります。選ばなくても勝手に表示が消えます。
2.本Modの導入
さて、本題のOMORI 2019 build restoration Mod日本語版の導入方法についてです。
上ページから日本語版データをダウンロード。
ダウンロードが完了したら、本modのデータ
”omori2019buildrestorationforjapanese.zip”をOMORIのローカルファイル内のwww/modsフォルダ内に配置します。今回はzipを展開する必要はありません(展開しても問題なく動きます)。
そして、OMORIを起動。起動する際に時間がかかると思いますが、これはModデータを読み込んでいるからなので問題なし。
起動後、オプションを選択すると”MODS”という項目が増えているので、それを選択するとこのような画面になっています。
Mod一覧に本Modが追加されているのが確認できれば導入成功!本Mod以外のものについても、今説明した手順で同じように導入することができるはずです。
本Modを遊ぶ上での注意点
初めて遊ぶ際の注意
オリジナルのセーブデータは別の場所にバックアップをとっておくことを推奨します。セーブデータについては、OMORIのローカルファイル内のwww/saveフォルダ内に格納されています。
他のストーリー改変の要素があるModを入れている場合については、ほとんどの確率で競合が起きるので、他Modのデータ及びそのMod用のセーブデータは必ず別の場所に退避しておいてください。
このModで初めて遊ぶ際は、オリジナルと同じように「はじめる」を選択して初めからプレイしてください。
同じキャラに複数回話しかける等の行動について(旧イベントを有効にした場合)
本Modでは、セリフの表示後に20フレーム分の間を入れるというプログラムを導入しています。このプログラムはOMORIのクラウドファンディングの支援者への返礼として2018年にリリースされたOMORI DEMOのデータ内に入っていたものですが、これが様々な不具合を引き起こす原因となっています。主な不具合に関しては2つで、1つ目はNPCに話しかけた際、直前に見た一回限りのはずのセリフが、再び話しかけた際に再度表示されてしまうというもの、2つ目は何回も話しかけると徐々にテキスト間のウェイトが長くなってしまうというものです。
OMORI DEMOという古いデータ内にあるプログラムとのことで本Modでも採用していますが、テキスト表示に関する問題が生じることを留意していただけると幸いです。
その他バグ・翻訳に関する問題について
2019 Buildという未完成データを基にModを制作している以上、バグや不具合が少なからず存在します。また、翻訳ミスや翻訳漏れもあるかもしれません。もしこれらを見つけた場合は、Twitter(X)もしくはDisocrdにて連絡していただけると非常に助かります。
Twitter(X)アカウント:@kanpeen_noob
Discordユーザー名:kanpeen
もちろん、Mod導入に関して困ったことや、Modの内容について気になること等があれば、質問していただけると可能な限り答えますので、是非上記の連絡先までご連絡ください。
本Modはまだまだ機能改善・イベント追加の余地が残されているModですので、皆様のご協力によってより良いModにすることができます。ご協力よろしくお願いします。
それでは、楽しい2019 Buildライフを!
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