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【じいじの旅日記】ウルトラマンを訪ねた。

【光の国へ行って来ました】

特撮好きの友達と福島の須賀川市に行ってきました。
この街は特撮の神様、円谷英二の生まれ故郷で特撮アーカイブセンターや円谷英二ミュージアムなど特撮ファンが泣いて喜ぶ施設や街中いたるところに怪獣のモニュメントやショップがあります。

須賀川市は先の震災で市役所を含め4700の家屋が損壊を受けましたが世界に誇る文化である特撮を柱として復興を進めています。
まずは須賀川市郊外の須賀川特撮アーカイブセンターへ。

看板も無く、突然現れた。

この施設はシン・ゴジラの樋口監督や庵野監督の全面的な協力で特撮に関する設備や技術を補完し、後継者を育成するために作られたセンターです。

実際に撮影に使われた長さ9メートルのマイティジャック号
ウルトラホーク1号
マイティジャックのエキゾスカウトとピブリダー
海底軍艦の轟天号
日本海海戦で使われた戦艦三笠
男たちの大和で使われた戦艦大和の対空機銃
「巨神兵現る」の巨神兵
「いだてん」で使われたた浅草12階
ミッチェルなハイスピードカメラ。これで美しいスローモーションが撮影可能になった。

町には様々な怪獣のモニュメントがあります。

バス待ちするピグモン
カネゴン
エレキング
ウルトラマンの、ゾフィー

翌日は市内を見学。
市民センターの5階に円谷英二ミュージアムがあります。

新しい施設です。意外と中は広くて結局2時間近く滞在しました。
実際に使われたゴジラのスーツ
「妖星ゴラス」で使われた国連機、その後そのまま塗り替えてウルトラマンのビートルになりました。
ゴジラ対メカゴジラのワンシーンで出てきたゴジラの骨格
円谷英二の最後の映画、日本海海戦撮影風景のジオラマ
これもゴジラの撮影風景。中央で円谷英二がゴジラに演技指導してます。
ゴジラといえば出てくる自衛隊のメーカー戦車
ゴジラの息の根を止めたオキシジェンデストロイヤー
館内を回ると円谷英二の生涯がわかります。

町のメインストリートには円谷英二の子供の頃に住んだ蔵の跡地にあるショップが。

家系図を説明してもらった。
最初の作品、マレー沖海戦のスナップ

そして最後は市役所に。
この街は光の国と姉妹都市の提携を結んでおり申請すると住民票がもらえるのです。


市役所の正面玄関にあるウルトラの父
申請窓口。
ちょっと声を掛けるには勇気が入ります(笑)
住民票もらった。土地も55坪いただけるそうです。

一泊二日でしたが充分楽しめました。須賀川市におけるこのような振り切ったまちづくり。
あると思います。