演奏予定のピアノ曲を編曲|バッハの最高傑作 bwv548 前奏曲とフーガ ホ短調
こんにちは!
一か月ほど後に久々に人前で軽く演奏する予定があって切羽詰まっています。
今日は今度演奏する予定のピアノ曲についてのお話です。
クラシックに詳しくない方でも出来るだけわかりやすいように書いていくのでぜひ読んでいってください><
バッハについて
ヨハン・セバスティアン・バッハという作曲家、名前は聞いたことあるヨ!という方は多いと思います。
有名な曲としてはG線上のアリアやゴルトベルク変奏曲、トッカータとフーガ ニ短調などがあります。
詳しいことはwikiとかに書いてあるのでここでは簡単に。
バッハ一族はセバスティアンが生まれる前からその地域では音楽一族として有名でセバスティアンの子供たちも音楽家となっていますが、とりわけ有名な彼は大バッハとか、その功績から音楽の父なんて呼ばれています。
バッハとオルガン
バッハは多くのバイオリンやオルガンの曲を残しています。作曲だけでなくそれぞれ演奏も卓越していたそうです。
どのくらい演奏が凄かったか ー
当時まだ無名だったバッハは18歳の時にとある教会のオルガニストに選ばれます。
当時は聖職会議というお偉いところが、何人かいる候補者の中からオルガニストを選んでいたのですが、その習慣に反してただちに彼を任命し、さらに異例の高級を与えたそうです。
理由は簡単、演奏がうまかったから。
そんなわけで若いころからオルガニストとして活躍していた彼は多くのオルガン曲を作曲していて、そのうちの一つが今回演奏予定の前奏曲とフーガ ホ短調になります。
前奏曲とフーガ ホ短調
この曲がどういう曲なのかを説明すると長く小難しくなってしまうので簡単に説明すると多くのオルガニストがバッハの曲中最も素晴らしい曲としているバッハ最高傑作のひとつになります。
フーガというのは作曲法の一つで、現在でいう合唱コンクールで歌う混声四部合唱をさらに複雑にしたみたいな感じです。
このフーガ、とてもルールが多く、サビのメロディーをこう使わなくちゃいけないとか音符の配置はこうしたらダメとかあれはダメとかこれはダメとかあれもこれもダメとかやっちゃいけないことだらけ。
自分も作曲を学び始めたときにだいぶやられました。
そんなルールだらけのフーガで凡人では到底不可能なほど自由に作曲されているのがこの前奏曲とフーガ ホ短調になります。
バッハとリスト
さて、そんなオルガン曲を演奏するわけですが、ピアノで弾きます。
どうやるのかというと彼のオルガン曲を後世のいろいろな作曲家がピアノ曲に編曲しているのでそれを弾きます。
その編曲をした作曲家のうちの一人がフランツ・リスト。 ラ・カンパネラで知られている作曲家です。
リストは多くのバッハオルガン曲をピアノに編曲しています。
さらに自分で編曲
そんな感じで練習を始めたのですがこの編曲がどうにも気に入らない・・・
今までもリスト編曲のバッハは弾いたことがあるのですが今回初めて止まりました。
オルガンはピアノと違い足元にも音を出すためのペダルがついていて、足も使って演奏します。そのため原曲のままピアノで演奏しようとすると指が届かなくなります。
なので届くように再配置するのですがそれがどうも、リストのやり方が自分の楽譜解釈と合わなくて、う~ん。
てなわけで自分でフーガのほうだけ書き直しました。
実はこの曲、大学の卒試で弾こうと思っていたのですが曲の解釈が人生経験的に足りなくて無理だろうと思いやめた曲でもあります。
いまでも全然たりてないのですが20代最後だしやってみようかなーと…
難しすぎて後悔してます
何とか弾けるように頑張りたいと思います!
ということでざっとではありますがピアノ編曲についてのお話でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!
最近急に涼しくなって夜中寒くてびっくりしました。
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ではまた!
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