3密の次は4密、都市への「過密」を防ぐ
これは房総奥地の滝で、私が気功を行っているシーンです。
私と撮影者の地主さんがいる以外は、人口密度ゼロ地帯ですから3密も無く、山奥なので過密もありません。
昨日、東京で新規感染者、過去最高人数を記録しました、これはもう個人の努力だけでなく、社会全体として都市への過密を防いで行く必要があると感じています。
今出ている「3密」については、全てが個人の努力に関するものです。
①密閉②密集③密接
しかしながら、個人の努力だけでは、どうしようも無い問題もあります。例えば満員電車、これは経営者が時差通勤やテレワークを指示してくれない事には、労働者には変えようがありません。
そこで4つ目の密「過密」を設定し、社会全体で都市集中から地方分散へ、社会制度をシフトして行く必要があると思います。
①密閉②密集③密接(全て個人の努力)④過密(社会システムの統治者の努力)
都市集中から地方分散へと、人の流れがシフトしたらこんなイメージになります。
【都市集中】※現在のイメージ
①密閉②密集③密接
↓
【地方分散】※未来のイメージ
①密閉
②密集
③密接
いかがでしたか?
この論について、エビデンス(科学的根拠)は、全くありません、長年自然を見つめてきた自然学校校長としての感覚的な視点です。
でも、イメージでは伝わったのではないでしょうか。
そもそも、3密自体が都市で互いに過密状態だから生まれたことということになります。
【提案・私が思う4密対策】
①テレワークを推進する
②地方への移住促進
③新しいビジネス様式
なので①テレワーク×②空き家活用 が効果的に思います。
自宅でテレワークから1歩進んで、地方の空き家対策と結び付け、地方の空き家に入居してテレワークをする個人や事業者には、Wi-Fiの設置費用など、いくばくかの補助金を出す、長期のコロナ対策としてはコストが少なくなると考えます。
③は企業側、政府、自治体の改善努力が必須です。
ハンコ出社を不要にする社会制度など、政府、自治体、企業トップが変えてくれない事には、労働者側にはどうしようも無い問題で、過密は生まれています(前挙の満員電車の問題も同じ)
3密を生み出し続けている、4つ目の密「過密」を改善して行かなければ、究極的には3密も改善されて行かないのではないでしょうか?