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十勝で一番早く出荷するための秘密(トウキビ🌽)

トウキビは普通
畑に直接タネをまく

私がお世話になっている農家さんは
トウキビの苗を育てる🌱

「十勝で一番早くトウキビを出荷するため」

・・その理由は、他の作物との作業具合だったり
・・・付加価値だったりいろいろだ

普通じゃないことをするのには
えぇーそこまでやる?
という驚きの、作業工程がある

《驚き工程1=種を選別する》
苗の育ち具合は「種」次第。
年によってビシッと同じ苗が育つ時もあればバラバラの時のあるという。
バラバラの年は、袋にいつもより多めに種が入っているそう。
種屋さんも分かっているのだ。
「胚乳がチャントしている」のが選別基準。
む、む、むずかしい。。。

見るポイントは「胚乳」

《驚き工程2=24時間ずっと、温度管理》
・発芽器27℃
・・トンネル(日中30℃夜10℃)
・・・二重ハウス(日中25℃夜5℃)
・・・・ハウス入口(日中20℃夜1℃)
24時間、いろんな行程の苗たちの温度が携帯に飛んでくる
気配で夜中に飛び起きることもあると言う

気温と地温が測れる温度計

《驚き工程3=移植前に苗を大きさ別に分ける》
苗の育ち具合は「種」次第。
同じ日に種まきしても、こんなに成長が違う!!
「今年の種はバラバラね」と農家さん。

大・中・小・チビ(同じ播種日でもこんなに違う)

《驚き工程4=パオパオは2枚掛け》
今時期の十勝は、雪が降ることもある!
透明マルチ、べたがけパオパオ、トンネルパオパオ、防風ネット
あらゆる対策を行う

4月でも夜は1〜2℃の十勝ならでは

早く食べたい🌽。。。

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