幸せを餌食にするジョロウグモ
善良の人間が罠をかけられそうになっていた。
優しい心、温かさというものを餌食にしてくる。
何とも卑劣極まりない行為だ。
喰いつくした挙句に毒を葬(ほうむ)る。
私は弱い人間で孤独だという無力感を猛アピールしてすがってくる。
もう少しでというところで難を逃れた。
女郎蜘蛛は引っかからないと勘付いた途端に私が今にも死にそうでどうしようもないくらい辛いんだと強烈な罪悪感をなすりつけてくる。
あえて、公の場を選んで、人前に恥をさらけ出すようなところを狙ってくる。
私は被害者だ、あなたに殺されかけていたと周りにいいふらす。
自己正当化して責任をもたない。
あきらめて次の獲物を求めて去っていった・・・。
幸せになっているもの、善の行為をしている人間を見つけては餌食にしていく女郎蜘蛛。
女郎蜘蛛もいずれは飽きて人の幸せが自分のことのように喜べるようになる日がいつかは来るさ。
女郎蜘蛛よ、目を覚ませ!!
女郎蜘蛛の金の糸で作る作品には価値がある。