バジルとカマキリと私
1ヶ月くらい前だろうか、、
リビングからウッドデッキに出る窓の網戸に小さなカマキリを発見した。
それからしばらく気にも留めていなかったが、3日前の朝、プランターのバジルに再発見した。
バジルと全く同じ色で4センチ程のため、よくよく観察しなければ見つからないレベルの小さなカマキリちゃん。
まだうちにいてくれたことがなんとなくうれしくて。
というのもバジルとその横のルッコラが最近虫に食べられており、聞くところによるとカマキリは害虫を食べてくれるとのこと。
カマキリを再発見できたのも害虫の芋虫を必死に探していたからだった。
2日ほど存在を確認しその小さなカマキリに愛着が湧こうとした矢先。
昨日の夕方、カマキリちゃんがプランターの横のブロックに横倒しになり弱々しく手を動かしているではないか、、
お尻の辺りは少し潰れているようにも見えた(涙)
じっくり見るのは怖いし、娘も覗き込んで触ってしまいそうだったのできっと朝には息を引き取っているだろう、と思いながらそっとしておいた。
そして翌朝、プランターに水をやるためにウッドデッキへ出た。
バジルの虫食いを観察しようとプランター前にしゃがんだら、
ん?この床にある小さな抜け殻らしきものは何?
え‼︎カマキリちゃんがバジルにしっかり待機してるやん‼︎
そう、昨日カマキリちゃんが横倒しになってもがいていたのは瀕死の状態だったのではなくまさかの脱皮中だったのである(笑)
虫の脱皮はたいがいが木の枝なんかにしがみついてするものだと思い込んでいたので、大変驚いた。そしてまさかのひとまわり成長した姿で勇ましくバジルに君臨している小さなカマキリちゃんに愛着が爆沸きしたのは言うまでもない。
このままこの小さな我が庭で生きて、できたら害虫をたくさん食べて大きくなってくれる事を願う。
食べ物がなければ新天地へ飛んで行くのかな?
とにかくその姿を見守りたい。