9月1日(火)本日の東京市場は、高値警戒感から利益を確定する売りが優勢に。
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■9月1日 本日の見出し
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前日の米国株市場では売りが優勢。
日本株市場でも、高値警戒感から利益を確定する売りが優勢に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。
昨夜の米国株市場では、
これまで戻りを試してきた景気敏感株に
利益を確定する売りが優勢となりました。
つられる形で日本株市場でも売りが優勢となりそうですが、
国内政治の不透明感については、菅官房長官が新首相として
安倍政権の路線を引き継ぐ可能性が高いと見られ、
過度の懸念感は後退しているため、
大幅に売り込むような動きにはなりにくいでしょう。
今後も日本株の方向性は
米国株を始めとする海外市場と連動する形で
決まっていきそうです。
個別株についてはまちまちな展開となりそうですが、
直近の下落で需給が崩れている銘柄も見られるため
3月の株式市場の底打ちからこれまでのように
好業績株が上値を追い続けるような期待はせず
しっかりと押し目や出遅れ株を狙っていきたいところです。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比223ドル82セント安の2万8,430ドル05セントと反落。
ダウ平均は8月に入り2,000ドル超上昇しており、
月内最終売買日ということもあった
足元で上昇していた景気敏感株などを中心に、
利益を確定する売りが優勢となりました。
アップルが株式分割を行い、
指数への寄与度が低下したことも
ダウ平均の押し下げ要因となっています。
半導体関連株などには買いが続き、
ナスダック総合株価指数は続伸しています。
『為替』
31日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円85銭~95銭と円安に傾倒。
前週末に円が大きく上昇した反動で、
持ち高調整目的の円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
31日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比165円高の2万3,100円と反発。
菅義偉官房長官の出馬検討などを受け買い安心感が広がっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,430.05 (-223.82)
・ナスダック:11,775.456 (+79.823)
・S&P500:3,500.31(-7.70)
・為替 ドル円:105.90-105.92(+0.08)
『国内』
・日経平均株価:23,139.76(+257.11円)
・TOPIX:1,618.18(+13.31)
・日経ジャスダック平均株価:3,531.94(+53.75)
・東証マザーズ指数:1,121.64(+40.07)
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■本日の予定
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『国内』
7月失業率(8:30)
7月有効求人倍率(8:30)
4-6月期法人企業統計(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
『海外』
ユーロ圏7月失業率(18:00)
米8月ISM製造業景気指数(23:00)
米7月建設支出(23:00)
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■本日決算発表
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伊藤園、アインHD、ウチダエスコ、ダイサン、ナンシン
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■本日の注目銘柄
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・【3646】駅探
人工知能(AI)を活用したオンデマンド型
配車システムなどを提供する未来シェア(北海道函館市)と、
日本国内におけるMaaS事業推進を目的に業務提携することで
基本合意したと発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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