9月8日(火)本日の東京市場は、欧州株高を好感し、買いが先行する展開に。
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■9月8日 本日の見出し
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欧州株高を好感し、買いが先行する展開に。
米中対立への警戒感は根強く上値は限定的か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。
昨夜の米国株市場は休場となったものの
欧州の株式市場が堅調に推移したため
夜間のNYダウ先物や日経平均先物が上昇。
これを好感して本日の日本株市場でも
買いが先行する展開となりそうです。
一方で、米政権が中国の半導体受託生産最大手、
中芯国際集成電路製造(SMIC)への
禁輸措置を検討していると報じられるなど
米中対立への懸念感が根強いほか、
ハイテク株安への懸念感も続いておりますので、
上値では売りの重い展開が想定されます。
引き続き、高値掴みには注意して
取引を進めていければと思います
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■前日の海外概況
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7日の米株式市場はレーバーデーの祝日で休場となりました。
欧州では、ロンドン株式市場で、
FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに大幅反発。
外国為替相場でポンドが下落し、
通貨安の恩恵を受けやすい多国籍企業銘柄を中心に
買いが広がっています。
オーストラリアが英製薬大手の
アストラゼネカなどが開発する新型コロナワクチンを
2021年1月にも調達すると伝わったことも好感されています。
『為替』
7日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円19銭近辺と円安に傾倒。
前週末に発表された8月の米雇用統計の結果が市場予想以上に改善し、
円売り・ドル買いの動きがやや優勢となっています。
『日経平均先物』
7日の大阪取引所で、日経平均先物9月物は
前週末比120円安の2万3,050円と反落。
全週末の米国株安の流れを引き継いだ
売りが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,133.31 (-159.42)
・ナスダック:11,313.135 (-144.966)
・S&P500:3,426.96(-28.10)
・為替 ドル円:106.28-106.30(+0.09)
『国内』
・日経平均株価:23,089.95(-115.48円)
・TOPIX:1,609.74(-6.86)
・日経ジャスダック平均株価:3,522.42(-7.68)
・東証マザーズ指数:1,117.45(-22.45)
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■本日の予定
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『国内』
7月家計調査(8:30)
7月毎月勤労統計調査(8:30)
4-6月期GDP確報値(8:50)
8月景気ウォッチャー調査(14:00)
5年国債入札
『海外』
米7月消費者信用残高(9/9 4:00)
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■本日決算発表
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スバル興、Casa、OSGコーポ、アルトナー、ミライアル
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■本日の注目銘柄
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・【9742】アイネス
菅官房長官の「デジタル庁」検討報道を受け
マイナンバー関連として注目。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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