9月28日(月)本日の東京市場は、米株高を好感してデジタル庁関連に買いが続く。
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■9月28日 本日の見出し
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米株高を好感してデジタル庁関連に買いが続く。
9月末配当・優待を狙った買いも支えに。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。
前週末の米国株価指数の上昇を好感して、
本日は日本株市場でも買いが先行する展開となりそうです。
英フィナンシャル・タイムズなど
複数の欧米メディアが「米商務省が中国半導体受託生産の
中芯国際集成電路製造(SMIC)に
米国企業などが特定製品を輸出する場合に、
事前に同省の許可を得るように求めていることが
26日、分かった」と報じており、
半導体株は軟調に推移しそうではありますが、
「スガノミクス」期待は依然として高いため、
デジタル庁関連とされる銘柄などには
活発な物色が続くことでしょう。
ただし、本日は9月末の配当や株主優待の
権利付き最終売買日ですので、
配当再投資目的での買いが下支えになると見られ、
配当落ち後に多少相場が弱含む可能性も
視野に入れて動きたいところです。
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■前日の海外概況
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25日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比359ドル24セント高の2万7,174ドル68セントと続伸。
欧州などでの新型コロナウイルスの
感染再拡大を警戒した売りが先行したものの
ハイテク株の調整が一巡したとの見方から
買い戻されて終了しています。
朝方発表の8月の米耐久財受注額が
前月比0.4%増と市場予想(1.8%増)に届かなかったことも
米景気回復の鈍化を懸念した売りも誘いました。
半導体株などにも買いが入り、
ナスダック指数も反発して終了しています。
『為替』
25日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円50銭~60銭近辺と円安に傾倒。
新型コロナウイルスの感染拡大で
世界経済の持ち直しが緩やかになるとの懸念から
欧州通貨や新興国通貨の一部に売りが波及。
その分ドルに買いが入ったことで、
対円でもドル買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
25日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比140円高の2万3,165円と反発。
米国株がハイテク銘柄を中心に上昇したのを受け、
日経平均先物も堅調な推移となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,173.96 (+358.52)
・ナスダック:10,913.562 (+241.296)
・S&P500:3,298.46(+51.87)
・為替 ドル円:105.58-105.59(+0.20)
『国内』
・日経平均株価:23,204.62(+116.80円)
・TOPIX:1,634.23(+7.79)
・日経ジャスダック平均株価:3,597.88(+20.98円)
・東証マザーズ指数:1,206.66(+16.36)
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■本日の予定
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『国内』
配当・優待権利付き最終日
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■本日決算発表
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しまむら、ハローズ、ハイデ日高、あさひ
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■本日の注目銘柄
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・【3915】テラスカイ
クラウドシステムの導入支援や開発を手掛ける。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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