10月6日(火)本日の東京市場は、トランプ米大統領の退院や良好な米経済指標を支えに堅調な展開。
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■10月6日 本日の見出し
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トランプ米大統領の退院や
良好な米経済指標を支えに堅調な展開に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます。アナリストのkanonです。
トランプ米大統領の退院、良好な経済指標の発表、
経済対策に関して具体的に協議が進んでいるとの報道など
前日の米国株市場では好材料が多く堅調な展開となりました。
新型コロナの再度の感染拡大に対する懸念感は根強いものの
経済対策については明日以降さらに
ポジティブなニュースが出てくる期待もできます。
また、新型コロナの影響をより強く受けやすいと見られている
非製造業の景況感指数が改善していることも景気の先行きや
これから始まる決算発表を見通す上で好材料となります。
日本国内でも「Go To」の影響もあって、
過度な外出自粛ムードが後退していますから、
予想外の業績回復を見せる企業が出てくる期待もできますね。
公募増資の可能性が報じられたANAなど、
資金繰りが厳しそうな企業については、
今後も不透明感から買われにくい展開が続きやすいと見られますので、
財務など企業の体力面に注意して
業績回復に期待した買いも狙っていければと思います。
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■前日の海外概況
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5日の米株式相場でNYダウ平均は、
前週末比465ドル83セント高の2万8,148ドル64セントと大幅反発。
午前に発表された9月の米ISM非製造業景況感指数が
市場予想の56.2(前回は56.9)に反して57.8と良好な内容に。
経済対策についても、民主党のペロシ下院議長と
ムニューシン米財務長官が5日も協議を続けており、
6日にはさらに協議が進む可能性があると伝わったことで
景気敏感株を中心に幅広く物色の矛先が向きました。
新型コロナウイルスに感染して入院中の
トランプ米大統領が5日午後6時半に
退院することをツイッターで明らかにしたことで
引けにかけて一段高に上昇して終了しています。
ハイテク株にも買いが入り、ナスダック指数は反発。
『為替』
5日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円70銭~80銭近辺と横ばいで円安に傾倒。
新型コロナウイルス感染で治療中の
トランプ米大統領の早期退院や
米追加経済対策への期待感から株が買われ、
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
5日のシカゴ日経平均先物12月物は前週末比225円高の2万3,400円と反発。
新型コロナウイルスに感染し入院中の
トランプ米大統領が5日夕に退院すると伝わり、
投資家心理が上向いています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,148.64 (+465.83)
・ナスダック:11,332.485 (+257.469)
・S&P500:3,408.63(+60.19)
・為替 ドル円:105.75-105.76(+0.15)
『国内』
・日経平均株価:23,312.14(+282.24円)
・TOPIX:1,637.25(+28.03)
・日経ジャスダック平均株価:3,604.09(+32.61円)
・東証マザーズ指数:1,253.70(+32.01)
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■本日の予定
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『国内』
30年国債入札
『海外』
ノーベル物理学賞発表
米8月貿易収支(21:30)
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■本日決算発表
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イオンモール、U.S.M.H、サンエー、三協立山、
わらべや、日本BS放、アオキスーパー、フェリシモ
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■本日の注目銘柄
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・【3858】ユビキタスAIコーポレーション
量子コンピューター関連として注目。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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