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8月11日(火)本日の東京市場は、景気敏感株を中心に買いが先行する展開に。

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■8月11日 本日の見出し
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米経済対策に関する大統領令が発動され、投資家心理が改善。
景気敏感株を中心に買いが先行する展開に。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。

本日の日本株市場では、
前日の米国株市場の流れを引き継いで
景気敏感株に買いが先行する展開となりそうです。

とはいえ、海外投資家が本格的な夏休み入りとなるなかで、
一段の上値は追いにくいと分析しております。

また、米中関係への注目も高まっています。

トランプ米政権が7日に中国や香港の高官ら11人への制裁を行うとしたことを受け、
中国側も米国の当局者や議員ら11人を対象に制裁を科すと発表。

今週は15日を目途にライトハザーUSTR代表と
劉鶴中国副首相が、米中第一段階通商合意の検証を行う予定もありあますが、
新型コロナウイルスなどの影響で、
中国による米国産エネルギー・農産物の購入は目標に達していないこともあり、
先行き警戒感が上値の重しとなるでしょう。

相場全体の下値は限定的だと見られますが、
高いところでは買いに入らないよう注意していければと思います。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比357ドル96セント高の2万7,791ドル44セントと7日続伸。

トランププ米大統領が8日に失業給付の増額を含む
追加の経済対策の大統領令を発動し、目先の米景気懸念が後退。

金融・エネルギーなどの景気敏感株に買いが優勢となりました。

大型ハイテク株には売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数は続落しています。

『為替』

10日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円90銭~106円00銭と円安に傾倒。

米大統領令による追加の経済対策を受けて目先の米景気懸念が和らぎ、
主要通貨に対してドルを買う動きが強まっています。

『日経平均先物』

10日のシカゴ日経平均先物9月物は前週末比65円高の2万2,495円と続伸。

米国株が上昇したほか、米景気の先行き警戒感が和らいだことで、
為替がやや円安方向に動いたことも支えとなっています。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:27,791.44 (+357.96)

・ナスダック:10,968.357 (-42.626)

・S&P500:3,360.47(+9.19)

・為替 ドル円:105.98-106.00(+0.39)

『国内』

・日経平均株価:22,329.94(-88.21円)

・TOPIX:1,546.74(-3.14)

・日経ジャスダック平均株価:3,432.71(-1.63)

・東証マザーズ指数:1,035.19(+12.05)

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■本日の予定
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『国内』

7月景気ウォッチャー調査(14:00)

『海外』

独8月ZEW景況感指数(18:00)
米7月生産者物価指数(21:30)

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■本日の決算発表
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ソフトバンクG、NTT、楽天、住友不、ソニーFH、GMOPG、
ワークマン、日産化、日本新薬、ロート、マツモトキヨシ、GMO、
ヤオコー、ショーボンド、DIC、荏原、東芝テック、堀場製、森永菓、
IHI、メニコン、アルバック、加藤産業、能美防、センコーGHD、
BML、日製鋼、大気社、石油資源、クレハ、GMOクラウド、レノバ、
日医工、ライフネット、プレサンス、フクシマガリレ、キッツ、
メディキット、テーオーシー、ノーリツ、ゲオHD、セイコーHD、MDV、
紙パル商、スター精、ニチコン、NFCHD、物語コーポ、セコム上信、
大和冷、シークス、マイクロニクス、Amazia、ホープ、フロンティアM、
Welby、シノプス、カイオム、ピアズ、NATTY

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■本日の注目銘柄
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・【7707】プレシジョン・システム・サイエス

新型コロナ関連として注目のバイオベンチャー。
押し目からの短期的な反発に期待。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。

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