【50代女子のリアル】介護は「頑張らない、へこたれない」で。

「へこたれない」っていい言葉。
そう思ったのは、この数年のこと。
くじけない、あきらめない、
同じ意味の言葉はたくさんあるけど、
ちょっとかわいくて、幼いころ母にかけられたような
魔法のことば。

このブログを始めた理由の一つに
同年代の女性を応援したい、という思いがあります。

わがサロンのお客さまの中には、
親御さんや義両親の
お世話をされている方が多くおられます。
そんなお客さまのお話をお聞きして
私自身が励まされたり、
情報交換が出来ることもしばしば。

皆さんに共通して感じるのは
とっても真摯に愛情をもって
高齢者に接しておられるということ。

「こうしてあげたい」と思うことを
一生懸命に頑張ってらっしゃいます。

でもその思いが、
介護を受けている高齢者に
好意的に受け止めてもらえなかったり、
時には拒否されたり、
相手のことを思うからこそ
その反応に傷ついてしまったり…

また、相手から求められる事を
叶えてあげられない時には、
自分を責めてしまったり…

皆さん、頑張りすぎてませんか？

かつて私が両親のお世話に行き詰まったとき、
（現在は両親ともに他界しています）
2018年9月に亡くなった樹木希林さんの
お言葉がいつも励ましてくれました。

どうぞ物事を面白く受け取って、

あまり頑張らないで、

でもへこたれないで。

介護には期限が切られていません。
ずーっと全力で走り続けては
いられないんです。

貴女を大切にできるのは、
「あなた」だけです。
人にやさしくするには
まず自分に優しくしてあげてください。