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10年の月日を経て英文誌へ投稿

ゼロから形にして世界へ!

ここ3~4年、美容系のコンサルとしてマーケティングを話していることが多くなりましたが、こんな活動もしています。
・・・というかここが原点!!

アロマを医療界へ!と奮起していたのは2007年ごろから。
予防医療を日本でも普及したくて始めました。
とはいえ、何をどうすれば普及できるのか。そもそもアロマテラピーを医療界へ、どうしたら導入できるのか、そんな状況からスタートしまして、、、

これならできそう!という観点で、がん患者さんの緩和ケアに導入したのがスタートでした。グリーフケアという視点ですが、最初からその視点があったわけではなかったんですね。
活動しているうちにグリーフケアを知り、そして、日本の終末期医療がグリーフケアまで施されるゆとりがないことで、患者さんの死後、残されたご家族が、その先10年、20年と、空洞化した人生を送られる人が少なくないことがわかりました。
終末期及び、看取りのケアで、アロマセラピーの香りと優しいタッチケアが、人の心に寄り添って、その一助になるなと確信。

こんな感じで、アロマセラピーを医療に導入していきました。
その後、精神科病院より、薬とアロマの香りのケアを同時進行したらどうなるのかを医療研究として行いたいとの依頼があり、一年間研究協力していると、、

次は、こちらの精神科病院へ某大学病院の医師から、統合医療チームを結成するに当たり、そのアロマセラピストを紹介して欲しい、との連絡がありまして、、

2012年正式に、日本初の大学病院総合診療科に統合医療チームができまして、外来立ち上げ前のパイロット研究がスタートしました。
そして私は、国内では初となる、大学病院の医療チームで活動する医療資格を持たないアロマセラピストとなったわけです。

そしてそして、2013年~2014年にかけて行った11の研究症例が、この度、10年の月日を経まして、英文誌へ掲載されることとなりました。
そう、私が医療ケアの一つとして行ってきたアロマセラピーの在り方が世界で日の目を見ることになったのです。嬉しい♡♡

ビジネス化の視点

近年、起業する人が増えました。人生一回ですから、我慢せずにやりたいことやるといいですよね。ですが、そんなに簡単に稼がせてくれるほど、世の中は甘くはないです。

言うは易しで、この流れも書いてしまえばサラリで終わるんですけど。

医療者でもないのに医療界へアロマを導入すると言い放つ私に対する世間の非難は凄かった。しかも同業者からの非難が一番ひどかった。

私はブログ集客と世間が言い始めたときからブログ集客をしていたので、日々の仕事、活動はブログで発表していましたから、コメントが荒れる、今で言うところの炎上(そのとき、そんな言葉はなかった)することも度々でした。

でもですね、
この医療チームへリクルートされたことを世間に発表したときに、これまでの非難の声がパタッとやみました。
「出る杭は打たれる」が「出過ぎる杭は打たれない」ですね。

何かにチャレンジするとき、特に世の中にないものを作ろうとすると、日本は必ずといっていいほど非難されます。自分が広く世間に知られているか、もしくは、革新的なことをしているか、これに当てはまれば、必ず非難されます。非難されなければ,それは、自分自身が知られていないか、革新的でないかどちらかなので、ある意味バロメーターになります。

【何から始めたらいいかわからないという方】
誰一人とて正解はわかりません。
前進できていれば、すべて正解です!
自分に何があっているのか、何ができるのか、実績のないときは何も見えないです。

そこで、
自身が置かれている環境や現状を鑑みて、
これならできそう!というところからやってみてください。

行動すると、
一度や二度ではなく、三度四度・・とくり返していくと、次なる打ち手が見つかります。
最初はうまくいかないことだらけですし、うまくいっているのかの判断さえできないことばかりですが、やり方など変えながら、前進してそうなことを続けていかれるといいと思います。

そのうちにお仕事のご依頼を受けるようになりますから。
最初の緩和ケアの導入は私自身で働きかけましたが、その後の精神科も大学病院も私を選んでいただいてできたお仕事です。

次回は、女性の不定愁訴にアロマテラピーを書きますね。
最後まで読んでくださり感謝です。





世の中は当事者にならないことには見えない世界だらけ。 4人の子育てを通じて、子育て環境や女性の生きにくさ、仕事との両立の難しさなど、経験してきたからこそできる社会問題の解決に日々奮闘中!ともに闘ってくれる人を募集しています!!