アラサー拗らせ女の結婚相談所活動体験記⑤ 〜今の旦那さんとの真剣交際〜
アラサー拗らせ女の結婚相談所活動体験記、第5弾。
今回は今の旦那さんとの真剣交際のお話です。
▼これまでの過程はこちらから
お見合いから真剣交際まで彼に会ったのはたった4回。
拗らせ女子らしく諸々取り乱しましたが、なんとか真剣交際に入りました。
私たちの真剣交際は3ヶ月半。
仮交際期間が3週間しかなかったのもあり、真剣交際は結構しっかり期間を取ることになりました。
ちなみに私が所属していたIBJ連盟のルールでは、お見合いから成婚退会(プロポーズ)までは原則3ヶ月、最長6ヶ月と定められています。
私たちはお見合いから成婚退会まで丸4ヶ月だったので、ルールよりはややゆっくりめでした。
なぜ3ヶ月半も真剣交際をしていたか
そもそもですが、IBJ連盟に所属している結婚相談所で一般的に「真剣交際期間にやりましょう」と言われているタスクは以下の4つです。
基本的にはプロポーズ(=婚約)を済ませたら成婚退会となるので、単純にタスクをこなすという点だけで言えば早くて真剣交際期間1〜2ヶ月で成婚退会できます。
実際そのようなスケジュール感で退会まで走り切ったカップルも多くいらっしゃると思いますが、私たちの真剣交際期間は3ヶ月半。
私たちも最初の2回くらいのデートでは、指輪を見に行くなど成婚退会に向けたそれっぽいデートを進めていましたし、個人的にはどんどんタスクを進めようという気でいました。
ただ、デートを重ねるうちに、指輪を選んでいる以外のカフェでお喋りをする時間や、手を繋いでブラブラする時間が楽しく心地よく感じるようになり、もう少しこういう時間を重ねて好きの気持ちを育てたいなと思うようになりました。
その意向を彼に伝えたところ、彼もそうしたいと思ったという話だったので、しばらくはあまりタスクのことを考えず単純に一緒に楽しいことをしようというスタンスにシフトしました。
結婚を見据えた活動であることには変わりないので、会話の中身としてはお互いの家族の話や今後の一緒に築くことになる家庭や人生の話などもしていましたが、やってることは普通のカップルとあまり変わりなかったと思います。
毎日連絡をとって、2週に1回くらい長めの電話をして、毎週末お出かけしていました。
真剣交際期間中のデートの内容
3ヶ月半のデートでざっくり何をしていたのかをまとめます。
街ブラデート
回数としてはこれが1番多かったと思います。
指輪を見に行ったほか、カフェ、博物館の展覧会、映画、初詣などいろいろ行きました。
あとお互い(主に私)お酒が好きなので、よく居酒屋にも行きました。
季節が冬だったので、なんとなく歩いていたところたまたまイルミネーションに遭遇したりなど、デートっぽいことをいろいろできて純粋に楽しかったです。
デートしつつ、合間合間で結婚を見据えたお互いの価値観や今後のスケジュール(いつ頃親に紹介する?など)もゆるく会話していました。
ドライブデート
純粋に私がドライブ好き(私は助手席ですがw)なのもあるのですが、もう少し距離を縮めたくてドライブデートを彼に提案しました。
少し遠出する1日がかりのデートは相談所でも推奨されています。
朝から晩まで一緒にいて、観光スポットやランチ、居酒屋などいろんなところを巡って、夜は時間があったので夜景を見に行ったりもしてみました。
この時点ですでに私は彼のことを好きになっていましたが(この辺の気持ちの変化は後述します)、この日のデートはより距離が縮まった感覚があり、今でも印象に残っているくらい特にいい思い出です。
おうちデート
おうちデートは相談所でも結構しっかり目に推奨されており、仲人さんにも「成婚退会中に一度はおうちデートしてみてくださいね」と言われていました。
IBJ連盟のルールでは、結婚相談所在籍中に身体の関係を持つこと(婚前交渉)は禁止されています。宿泊もNG。
正直、婚約まで身体の相性分からなくて大丈夫か…?と思ったこともあるのですが、結論私たちは大丈夫でした。
生理的な問題はキスやハグでわかりますし、あとはコミュニケーションの問題だなと。
私たちはお互い一人暮らしだったのでお互いの家を行き来し、スキンシップも挟みつつ、手料理を振る舞いあったりバラエティを見ながらお酒を飲んだり穏やかな時間を過ごしました。
バレンタインや彼の誕生日祝いも、彼の希望で私の家でやりました。遠出デートも楽しかったですが、のんびりおうちデートも良い思い出です。
私たちはゆっくり目に交際を進めていたとはいえ、結婚相談所のスピード感ある交際の中でも、リラックスして過ごせて、結婚後の生活が想像できました。
ブライダルフェア
これはちょっとイレギュラーかもですがw、気になっていた式場があったのでデートを兼ねてブライダルフェアに行ってみることにしました。
ちなみに気になった式場というのは、例に漏れずゼクシィで見つけたところです。
ゼクシィは多くのページが式場や指輪の広告ですが、おうちデートをしたときに一緒にゼクシィを眺めて、お互いのやりたい結婚式のイメージを会話しつつ、合いそうな式場をピックアップしました。
ブライダルフェアは式で提供される食事も試食できるので、なかなか良かったです(笑)
真剣交際中に話したこと
書き出すと無限になってしまうのですが、思い出せる限り残しておきます。
ちなみに私はだいぶ序盤から突っ込んだ話を持ちかけたりしていたので、厳密には真剣交際に入る前に会話した内容も含みます。
もっとあると思うのですが、今ざっと思いつくのはこんな感じです。
学生時代のことや仕事のことについては、進路の意思決定の理由を聞くようにしていました。
これは主観ですが、何かを選択するときの思考にその人らしさが出るのかなと思っており、実際に彼の人柄までよく知れたと感じています。
いつ好きになったのか
前回の記事で書いた通り、「彼が私を好きでいてくれるくらい私も彼を好きになれるか」が一番の問題でした。
▼前回の記事
今思い出しても何様という感じですが(^^;
前述の通り、真剣交際中無事に彼と同じくらいかそれ以上に彼のことを好きになったのですが、いつどうやって好きになったのかを振り返ってみました。
自覚がある範囲で言うと、真剣交際に入って1ヶ月ほどした頃だったと思います。
初めて結構がっつり居酒屋で飲んで、お互いほろ酔い状態でこれまでの恋愛や夜の営みなどの話をしました。
彼はそもそも中性的な雰囲気を纏った人なのですが、性にまつわる話をしたことで、彼が思っていた以上に男らしい男性だと分かってギャップにキュンとしました。
そこでかいwという感じは否めないですが(笑)、最初に異性としていいなと思ったのはその居酒屋デートでした。
あと彼は出会った頃から「好き」「可愛い」と惜しげもなく言葉にして伝えていてくれたのですが、ちょうどその居酒屋デートの翌週頃、普通に連絡を取り合っていた中で「かのんちゃんとデートできているだけで幸せだよ」と言ってくれたことがありました。
「私、彼のこと好きだな」と明確に思えたのはその頃だったかなと思います。
これまでお見合い・仮交際をしてきた方の中にも私のことを良いと思ってくれているのだろうなという方は何人かいらっしゃったのですが、彼はその中でもダントツで見返りのない愛を注いでくれる愛情深い人でした。
今思えば出会って初期の告白も手紙もなかなか熱量高いのですが(笑)、1ヶ月間まあまあ濃い時間を一緒に過ごし、こちらが照れるほどの熱い言葉をたくさんかけてくれたことで、彼の熱量の高さに私も少しずつ追いついてきたのかなと思います。
のんびりデートをしながら少しずつ愛を育んできて私たちも、いよいよプロポーズ・結婚に向けて気持ちが上がってきました。
次回はお互いの親紹介とプロポーズ編です!