告白
「今日は何してるの?」
「友達とご飯に行ってくるよ」
「俺も、飲み行ってくる〜」
同窓会が終わった後、私のどタイプえい君と2次会に行き、その後は毎日のように連絡を取り合っている。
私たち、出身は札幌だけど大学でお互い上京してきたから会える距離なの。
”最高。これももはや運命だよね?”
「次、いつ空いてる?」
「明日空いてるよ!」
「遊びに行こう〜」
えい君から誘ってくれた!
少しでも可愛くみられたいし、前日はパックしてしっかり保湿。
全身鏡で洋服を何着も体に合わせて悩むこと40分。
ブラックコーデにロングコートという大人攻めでいざデートへ。
集合時間は12時。
余裕を持って10分前くらいに到着した私。
"少し早く着いたし、まだえい君来てないよな"
あたりをキョロキョロ確認してみると
"いたーーーーーーーーーー!"
さすが!
出来る男は違う。
しかもなんかソワソワしててちょっと可愛い。
「お待たせ。待った?」
「おせえよ。楽しみすぎて、20分前くらいに着いちゃったよ」
"いや、早すぎーーーーーーーーーーー!笑"
"そしてサラッと「楽しみすぎて」とかちょっとキュンとするよーー!"
「お腹空いてる?お昼食べに行こ」
「うん、行こう!」
プラプラ外を散歩しながら、イタリアンのお店へ。
私はベーコンとほうれん草のクリームパスタ。(本当はガーリック系行きたかったけど、やめておいた。笑)
えい君は、マルゲリータピザを注文。
「休みの日は何して過ごしてるの?」
「私は、基本的に家でぼーっとして過ごしてるかな。布団から出ないことが多いよ。」
”完全にやってしまった”
"友達とお出かけしてるよ!とか、1人で映画見に行ったりするよ!とか、もっと活動的なこと言えば良かった。。"
と後悔。
「そうなんだ。笑」
”ほら!もう!笑われちゃったじゃーーーん!!!( ; ; )”
「えい君は?えい君は何して過ごすの?」
即座に話題転換で、私の情緒を落ち着かせる。
「俺は、友達と遊びに行ったり映画見に行ったりするよ。でも外から出たくない時もあるから、そういう時はアニメ見たりゲームしたりしてるかな。」
ちょっと話を合わせてくれたのかな。優しい。
”こういう何気ない会話が出来るのも楽しくて、幸せだな〜”
イタリアンのお店を出た後も近くのベンチに座って、お散歩中の犬と戯れたり色んなお話をして過ごした。
日も暮れ始め、会話の間が生まれた時、、、
「やっぱりかのんと話していると楽しいわ」
「私もえい君と話してると楽しい。時間があっという間に感じる」
「ずっと一緒にいたい。」
「え?」
「付き合おう。」
"告白。さ、れ、た。"
「私もずっと一緒にいたい。宜しくお願いします。」
「本当?嬉しい!こちらこそ宜しくお願いします。」
こうして、私たちはお付き合いをすることになりました!!👏
その後は、2人で手を繋いでお家に帰ったよ。♡
妄想だけど、お付き合いすることが出来るなんて、、幸
幸せな日々はこの後も続きます。
今後は少々惚気が入ってしまう場面もあるかと思いますが、ご了承くださいね。
では、次回は幸せオーラ全開でやらせて頂きます。
次回、も?かな、、(笑)
かん