この部屋から東京タワーは永遠に見えない
タイトルとあらすじに惹かれて読んでみたよ。
1.小説のタイトル
この部屋から東京タワーは永遠に見えない
2.あらすじ
東京に暮らす人々を描いた22のショートストーリー集。
キラキラの世界を思い描く"東京の街"。
夢見て幸せを掴むはずだったが、実際は東京に来ない方が幸せだったのではないか。
理想と現実のギャップにそれぞれが見るものとは何か。
3.感想
SNSでも話題になっていて、やっと読めた!
この小説は1つ1つの物語に共感する部分や登場人物たちの心情に納得させられる内容もあっていろんな感情になった作品でしたっ
私も地元・北海道から上京してきて、
1人暮らしデビューや新たな人間構築、情報量の多さから得る知識、など東京に出てきたからこそ楽しい経験もたくさんしてきてる!(今でもなお!!)
だけどそれ以上に大変なことや不安な気持ちを抱く時間も多いからこそ、この小説を読んで生まれる感情に納得することがあるのかなって思ったよ。
(時間は有限だからネガティブな感情の時でも、"私今すごい落ちてるわ〜"ってその状況を楽しむようにしてる!!笑)
(要らない情報失礼!!!!笑)
きっと何年後・もしくは上京前の自分がこの小説を読むときにはまた違う観点で読んでいるんだろうな。
短編小説で気軽に読めるけど、詰まってるものが沢山で読み応えあったし素直に面白かった!
気になった方は是非読んでみてね!
今年も残り1ヶ月。
まだまだ沢山の素敵な本たちに出会えますように。
かん