可愛い嫉妬
「かのん、ふらふらじゃん。大丈夫か?」
えい君のお友達と飲み終わった後、2人での帰り道。
私は楽しくなってつい、飲み過ぎてしまった。
「えい君〜、んふふ〜」
「ねえ、酔っ払いすぎ。笑」
笑われながらもちゃんと私のことを支えながら歩いてくれているえい君。
"さすが、どこまでもカッコいい"
「今日、楽しかったね!お友達に紹介してくれてありがとう。」
「なんか俺の友達ともアニメの話で楽しそうに話してたね。」
"ん?ちょっとふてくされてる?"
「俺といるときよりも、楽しそうに話してた。」
"ん??んーーーーーーー????"
「え?そんなことないよ。どうしたの?」
「いや、別に。」
"これは、もしや、、、"
「えいくーん、もしかして、やきもち妬いてる?笑」
「べ、べつに、そんなんじゃねーし。」
「あ!!妬いてるーーーーー!!
お友だちと楽しそうに話してるのに嫉妬したんだー!笑」
えい君が嫉妬してくれたことが嬉しくて嬉しくて、もう私の気持ちはルンルン。
スキップなんかしちゃったりして。笑
"えい君でもヤキモチ妬くことなんてあるんだ。ンフフ"
”結構可愛いとこあるじゃん”
とか思っちゃったりして。笑
「いいから、ほら帰るよ。もう遅いから、家まで送ってく。」
「え?いいの。やったあ」
「今日は少しでも長くかのんといたい。ていうか、いさせろ。」
"きゃーーーーーーー"
発狂。
発狂。
大発狂。
もう、これだからツンデレはやめられないよね〜。
意外と嫉妬深い性格であることが発覚。
こうやって2人の時間を過ごしていくうちにお互いのことを知っていくんだね。
たとえ、たくさんの壁が立ちはだかっても!!!!
2人で乗り越えていこうね!!!♡
"熱くなってしまった。照"
新たな一面を知れた日でした。
さーーーて、
これから2人にどんな試練が待っているのでしょうか。
乞うご期待。
では〜
かん